良子…二股の恋 (良子…自分を見つめ直して 続編) 投稿やり直し
美月真愛さん
私立双葉聖プリウス女子大の学生で、私たちより1歳年上の人。
私(倉沢雅美)とは、真愛さんが半年前にフレンドリーに入会して親しくなった。とてもキレイな人で頭も良く、言葉遣いがとても丁寧である。
その真愛さんが珍しく、私のケータイに電話をかけて来た。
荻島良子と語り合った事を報告する為に電話を入れて来たのだ。
真愛さんの行為に私は感謝した。
総会の後の親睦会で、私たちが盛り上がっている同じ頃に真愛さんは例のラウンジ『スタン』で荻島良子と一緒だった。
どこかの女性の酔い客が些細な事で良子と喧嘩したようだけど、真愛さんが仲裁に入ってくれて場は治まったらしい。
良子とはジックリと語り合えたと真愛さんは満足気に言った。
良子自身が心を開いてくれたお陰で、その正直な心の内を伺い知る事が出来たからだ。
「あの人も今度こそは、自分を見つめ直すみたいよ。だからもう、荻島さんを許してやって」
「エエ?」
どうやら、私と良子が喧嘩別れしたと思っているようだ。
真愛さんからの質問に、私は良子との仲間割れを否定した。確かにあの時は、総会の後で良子は私と言い争った挙げ句、キレて帰ってしまった。
(その後に真愛さんは、─私に任せてーと告げて、良子の後を追って行った)
だからと言って、絶交したつもりはなく今でも良子は(高校時代からの)友人である。
そう簡単に切れてしまうような軽い仲ではない。(同性愛同士でもないし?)
つづく
私立双葉聖プリウス女子大の学生で、私たちより1歳年上の人。
私(倉沢雅美)とは、真愛さんが半年前にフレンドリーに入会して親しくなった。とてもキレイな人で頭も良く、言葉遣いがとても丁寧である。
その真愛さんが珍しく、私のケータイに電話をかけて来た。
荻島良子と語り合った事を報告する為に電話を入れて来たのだ。
真愛さんの行為に私は感謝した。
総会の後の親睦会で、私たちが盛り上がっている同じ頃に真愛さんは例のラウンジ『スタン』で荻島良子と一緒だった。
どこかの女性の酔い客が些細な事で良子と喧嘩したようだけど、真愛さんが仲裁に入ってくれて場は治まったらしい。
良子とはジックリと語り合えたと真愛さんは満足気に言った。
良子自身が心を開いてくれたお陰で、その正直な心の内を伺い知る事が出来たからだ。
「あの人も今度こそは、自分を見つめ直すみたいよ。だからもう、荻島さんを許してやって」
「エエ?」
どうやら、私と良子が喧嘩別れしたと思っているようだ。
真愛さんからの質問に、私は良子との仲間割れを否定した。確かにあの時は、総会の後で良子は私と言い争った挙げ句、キレて帰ってしまった。
(その後に真愛さんは、─私に任せてーと告げて、良子の後を追って行った)
だからと言って、絶交したつもりはなく今でも良子は(高校時代からの)友人である。
そう簡単に切れてしまうような軽い仲ではない。(同性愛同士でもないし?)
つづく
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