携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> love+―ラブプラス―?

love+―ラブプラス―?

[273]  MIO  2006-05-17投稿
それから、2ヶ月後。私は退院した。亮は、毎日のように私の病室に来てくれた。なぜ?なぜなの?なぜ、この人はいつも私のそばにいてくれるの?何だか分からないけど、嬉しい。私は亮と歩きながら、言った。「亮…さん、学校ってどこ?」亮はう〜ん、という顔をしてから、私のオデコをつついた。「今から行くか?」わ、亮の笑顔って、こんなに暖かいんだぁ。私思わずドキッとしちゃったよ?亮って格好いいな。「うっ、うん」私がうなづくと、今度は人差し指を私の口に当てた。「それと…俺のこと、亮さんって呼ぶな。呼び捨てで呼べ」わ、私と亮ってこんなに仲良かったんだ。それなのに、私ったら記憶喪失っていうのになっちゃって。悪いことしちゃったな…。黙っている私を見た亮は、心配そうな顔をする。「?どうした?友梨」私はハッと我に帰る。そして、慌てて否定した。「ご、ゴメン、何でもない」亮は「そお?」とつぶやいて、歩くスピードを上げた。私は追いつこうと、小走りになる。「とっ、亮…待って…」私が言い終わらない内に亮が止まった。「と、亮…?」亮は私に向き直った。「よしゃ!まず第一ラウンド、呼び捨てクリアだな」わ、またこの笑顔。眩しい。亮が笑う度、私の心臓を波打った。こ、これってまさか…。顔を真っ赤にしている私の額に、暖かい手が当てられる。私は驚いて、亮から離れた。「?熱はねぇな」亮は当たり前のようにつぶやいた。私はまだ、ドキドキしてる。亮の笑顔が消えない。これってまさか…恋?ウソ、ウソッ。私、亮が好きになっちゃったの?(だけどあまり嫌じゃない)私は亮の笑顔をなぎはらおうと、頭をぶんぶんと振った。

感想

感想はありません。

「 MIO 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス