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冬の結晶 プロローグ

[271]  陽夜  2008-06-15投稿
 あぁ、何を間違えたのだろう。 月島 優雅 (つきしま ゆうが) はあることで頭を悩ませていた。 手順はあっていた、呪文だって間違えてないのに、じゃあなんでっ、
「どうしたの、優雅兄ちゃん?」 傍らから、幼い女の子の声が聞こえた。 振り向くとそこには幼い女の子が心配そうな顔でこっちを見ていた。
「もしかして、どこか痛いの?」  「えっ、あぁ、大丈夫、どこも痛くないよ」 優雅が優しく女の子に言うと、女の子は笑顔なり走って来た。 しかし、優雅が悩んでる原因はこの子にあった。
 なんで召喚して出て来たのが、この子なんだ!!

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