死体放棄少女・三
優子は、橋本の部屋に飛び込んだ。
「麻里奈、いる!?外に変な人が・・・!」
・・・・!!
臭い、生臭い!
まるで生肉が腐ったような・・・
「麻里奈ぁ・・・?」
涙目になりながら、優子は部屋の奥へと向かった。
「・・・・!!」
そこには先週から行方不明になっていた、田口裕也の死体があった。
「あ、あぁ!」
吐き気を堪えながら優子は無我夢中で外へ走った。
「いやああぁっ!」
バンッ!
優子は、膝を抱えてうずくまってしまった。
「だから行かない方がよかったでしょ?」
上からまた同じ声がした。
「うぅ・・・一体なんなの?」
相手は年上にも関わらず、悲しさと恐ろしさに敬語をつかうことを忘れていた。
「優子ちゃん、だよね?」
優子はビクッとなった。
なんで私の名前を知っているの?
なんで麻里奈の部屋に入るなって警告できるの・・・?
嫌だ・・・まさか、麻里奈はこの人に・・・田口先輩も、殺されたんだ・・・!
「まぁ、落ち着こ。あ、ファミレスでもいこっか。」
男は優子の腕を上から引っ張った。
「やだ・・・」
優子は男の腕を振り払おうとしたが、
「橋本麻里奈サンは生きているよ?」
そう言われ、力が抜けてしまった。
「じゃ、行こう!」
グイッ
「待って!私学校帰りなんですけど!?」
優子の言葉にも関わらず、男はズカズカと優子を引きながら、ファミレスへと向かっていった。
ファミレスの中は、ガヤガヤと騒がしい。
「あの・・・どうして麻里奈のことを知っているんですか?」
不安せうに問う優子に対して、男はオレンジジュースをストローで混ぜながら答えた。
「昔からの付き合いってやつだよ。」
それだけ答えてオレンジジュースを飲んだ。
「・・・」
ズルルルル・・・
優子は、バックから、橋本と撮ったプリクラが貼ってある手帳を取り出した。
「あなたが言っている橋本麻里奈は、この子ですか?」
男はプリクラを見ずに、「うん」と答えた。
優子は、ソファーにもたれながら、橋本が今どこにいるのか考えていた。
「麻里奈、いる!?外に変な人が・・・!」
・・・・!!
臭い、生臭い!
まるで生肉が腐ったような・・・
「麻里奈ぁ・・・?」
涙目になりながら、優子は部屋の奥へと向かった。
「・・・・!!」
そこには先週から行方不明になっていた、田口裕也の死体があった。
「あ、あぁ!」
吐き気を堪えながら優子は無我夢中で外へ走った。
「いやああぁっ!」
バンッ!
優子は、膝を抱えてうずくまってしまった。
「だから行かない方がよかったでしょ?」
上からまた同じ声がした。
「うぅ・・・一体なんなの?」
相手は年上にも関わらず、悲しさと恐ろしさに敬語をつかうことを忘れていた。
「優子ちゃん、だよね?」
優子はビクッとなった。
なんで私の名前を知っているの?
なんで麻里奈の部屋に入るなって警告できるの・・・?
嫌だ・・・まさか、麻里奈はこの人に・・・田口先輩も、殺されたんだ・・・!
「まぁ、落ち着こ。あ、ファミレスでもいこっか。」
男は優子の腕を上から引っ張った。
「やだ・・・」
優子は男の腕を振り払おうとしたが、
「橋本麻里奈サンは生きているよ?」
そう言われ、力が抜けてしまった。
「じゃ、行こう!」
グイッ
「待って!私学校帰りなんですけど!?」
優子の言葉にも関わらず、男はズカズカと優子を引きながら、ファミレスへと向かっていった。
ファミレスの中は、ガヤガヤと騒がしい。
「あの・・・どうして麻里奈のことを知っているんですか?」
不安せうに問う優子に対して、男はオレンジジュースをストローで混ぜながら答えた。
「昔からの付き合いってやつだよ。」
それだけ答えてオレンジジュースを飲んだ。
「・・・」
ズルルルル・・・
優子は、バックから、橋本と撮ったプリクラが貼ってある手帳を取り出した。
「あなたが言っている橋本麻里奈は、この子ですか?」
男はプリクラを見ずに、「うん」と答えた。
優子は、ソファーにもたれながら、橋本が今どこにいるのか考えていた。
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