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スタアの恋 TRINITY〜ARATA〜 7話No.1

[444]  MIZUKI@VENUS.T  2008-06-16投稿
7話 『恋の代償…。』

あの日、私とアラタは沢山話をして愛し合った。

私たちはお互いの気持ちを確認しながら強い絆が生まれた。


次の日、アラタは何とか車に乗り混んで仕事先へ向かった。


仕事先でもカメラマンと記者だらけで大変だったらしい。

アラタはノーコメントで通した。

私は、江口さんのワゴンで私は実家へ戻った。

車中………。


江口『いずみさん、アラタはTRINITYのメンバーなんです。
どうしても、貴女の件で仕事に穴を空けるわけにはいかないんです。
理解して下さい。
とーぶんは会えないと思っていて下さい。』


いずみ『わかりました。』

わかりたくなかった。


でもアラタを信じてるから待てる自信はあった。


あれから5日が経った。

アラタは毎日メールと電話もくれる。


アラタ『いずみ、俺会えなくておかしくなりそうだよ。
何とかして会いたい。江口さんには内緒で…。』


いずみ『アラタ、私も会いたいけど、今は我慢しないと…。』


アラタ『もう大丈夫だろ?自宅前にも記者やカメラマンもいないし。
メンバーにも協力して貰って必ず会いに行くから待ってろよ。』

嬉しかった。


でもそんな簡単に、報道陣が撤退するものなのか、私には想像もつかなかった。


それでもアラタを心待ちにしている自分がいた。


『コンコン!』突然部屋をノックする音が聞こえた。


開けると、お手伝いのゆり子さんがいた。

ゆり子『いずみお嬢様にお届け物です。差出人は岡崎るい様と書いてあります。』

いずみ『ありがとう。』

誰だろう?………思い出せない。


ところが、箱を開けた途端に、白っぽい液体が飛び出し、腕にかかった。


いずみ『きゃっ、痛っ!』

腕に、火傷のような痛みが走る。


『コンコン!』
また部屋をノックする音………。


お嬢様、ご友人の本城様がお見えですが…。』

扉が開いた。

『カチャ。』


アラタ…………。

いずみ『アラタ…。』

アラタ『いずみっ、どうしたんだよ!これ?』


ゆり子『お嬢様!』

続く…。 7話No.1

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