良子…二股の恋?
一緒に来た見知らぬ若い男は、由美の新しい彼氏に違いない。良子は
(先越されちゃった)
と、ちょっぴり悔しい思いになった。
「私も早く、彼氏見つけなきゃ!」と、つい焦ってしまう。
夜遅く…、
店は無事に営業終了である。休日の今日も忙しい1日だった。
良子は1人、最後まで残って後片付けを手伝った。お陰で、手際良く作業は終了した。
この後、良子は知り合いであり、店の経営者でもある坂本俊樹さん・宏子さん夫妻と遅めの夕食を共にした。
「今日は良子ちゃんが手伝いに来てくれて、凄く助かったよ」
俊樹さん、良子の頑張りで仕事がスムーズに行った事を喜んだ。
「ごめんなさい。色々とバタバタさせちゃって」
宏子さんも、良子に対して感謝の気持ちでイッパイだ。
「あ、いえ。私って、そんなに役には立ってはいないと思いますけど。色々、ヘマもやっちゃいましたし」
「そんな事はないよ。良子ちゃん、とてもテキパキと動いていたじゃないか。今日の働きぶりは?満点だったよ」
「結構、細い所まで気を配ってくれているしね。関心したわよ」
「そうですか? ありがとうございます」
食べながら、ゆっくりと語り合う3人。
話題は、宮末由美の事になった。何と、由美は『あぐる』の常連の1人だ。宏子が説明する。
「その…宮末さんって人、週に1〜2回も店に来てくれているの。しかも、男と一緒にね」
「男って、今日一緒に見えた相手ですか?」
「いや、まだ他にも男がいるのよ。なんせ、店に来る度に相手が違っているんだから。
色んな男と関係持っているんじゃないかしら?」
つづく
(先越されちゃった)
と、ちょっぴり悔しい思いになった。
「私も早く、彼氏見つけなきゃ!」と、つい焦ってしまう。
夜遅く…、
店は無事に営業終了である。休日の今日も忙しい1日だった。
良子は1人、最後まで残って後片付けを手伝った。お陰で、手際良く作業は終了した。
この後、良子は知り合いであり、店の経営者でもある坂本俊樹さん・宏子さん夫妻と遅めの夕食を共にした。
「今日は良子ちゃんが手伝いに来てくれて、凄く助かったよ」
俊樹さん、良子の頑張りで仕事がスムーズに行った事を喜んだ。
「ごめんなさい。色々とバタバタさせちゃって」
宏子さんも、良子に対して感謝の気持ちでイッパイだ。
「あ、いえ。私って、そんなに役には立ってはいないと思いますけど。色々、ヘマもやっちゃいましたし」
「そんな事はないよ。良子ちゃん、とてもテキパキと動いていたじゃないか。今日の働きぶりは?満点だったよ」
「結構、細い所まで気を配ってくれているしね。関心したわよ」
「そうですか? ありがとうございます」
食べながら、ゆっくりと語り合う3人。
話題は、宮末由美の事になった。何と、由美は『あぐる』の常連の1人だ。宏子が説明する。
「その…宮末さんって人、週に1〜2回も店に来てくれているの。しかも、男と一緒にね」
「男って、今日一緒に見えた相手ですか?」
「いや、まだ他にも男がいるのよ。なんせ、店に来る度に相手が違っているんだから。
色んな男と関係持っているんじゃないかしら?」
つづく
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