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スタアの恋 TRINITY〜ARATA〜 7話No.3完結

[567]  MIZUKI@VENUS.T  2008-06-18投稿
シンさんは警察には通報せず、内々で解決したいと申し訳なさそうに話した。


アラタは不満そうだった。


シンさん『いずみちゃん、こんなことになる前に助けてあげれなかった事の全責任は、社長の僕にあります。
TRINITY事務所をかけてこの先償って行きます。
本当に申し訳ありませんでした。』

シンさんは土下座している。


いずみ『シンさん、頭あげて下さい。
アラタとお付き合いしてる以上、覚悟はできてましたから大丈夫です!』


アラタ『いずみ、火傷の後残るかも知れないんだぞ!
シンさん、俺のせいでこんな事にいずみを巻き込んで黙って見過ごす程、俺はお人よしにはなれない。
今回ばかりは犯人を見つけて警察に突き出す。』


いずみ『待って!アラタ、落ち着いて。』


シンさん『わかったよアラタ…。
ただ極秘で俺が手配するからお前は安心して仕事に戻ってくれ。
必ず犯人を見つけだすから。』


アラタ『行こう、いずみ。悪いシンさん、2時間ぐらいで戻るからみんなで先にスタジオに行ってて。
後で江口さんに連絡入れるから。』



シンさん『わかった…。いずみちゃん、アラタを頼むね。』

いずみ『はい。』


シンさんは小声で心配そうに言った…。



アラタは私の手を引いて車まで連れて行った。


車中………無言だった。



アラタの横顔は険しかった。



しかし、この先に待っている出来事も最悪なものとなって行った。

続く…。 7話完結。

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