ダメツマ、ダメオット。10
〜寝たら死ぬゾ〜
旅を終えたボクは、もはや大学に在学する理由がなくなった(親から離れるのが目的だったから)。
だからなんの迷いもなく、大学を辞め就職することにした。
実家に戻って就職口を探し、酪農業をしている農家に従業員として入ることに決めた。
山間部の農家だったので、遠距離恋愛になった。
ボクは、月に一回ある2連休を利用して、2県離れているカノジョのアパートに車で四時間かけていつも遊びに行っていた。
でもその日はいつもと違い、日帰りで遊びに行った。
…疲れたァ〜。
ボクは家に帰るため、夜の高速道路を走っていた。
…とてつもなくネムい。
…あくびが出まくる。
…目がシバシバする。
ほとんど変化のない、退屈な高速道路の風景。
FMから流れてくる、ジェットストリームの心地良いスローミュージック…。
…。
……。
…………。
………………。
……………………はッ。
イカンイカン、トんでた。
眠っちゃダメだ、眠っちゃダメだ、眠っちゃダメだ、眠っちゃダメだ、眠っちゃダメだ、眠っちゃ……
…………ぐ〜…
つづく
感想
- 10676: いや〜行動力ありますね。感心しちゃいます。私は男の人のこんな行動力必要だと思います。ただ自分の周りにそんな男はいませんけどね。男の人には後々ロマンだの冒険だのを語れる体験があるほうが素敵じゃないかなぁ [2011-01-16]
- 10688: 感想アリガトウ!ボクの場合、まわりの人達を巻き込んでいるので、あまり誉められたモンじゃありませんけどね。でも素敵とか言われたら、嬉しかったりして…(照)。椿家まんもす [2011-01-16]
「 椿家まんもす 」の携帯小説
- ダメツマ、ダメオット。を書き終えて…
- ダメツマ、ダメオット。完
- ダメツマ、ダメオット。24
- ダメツマ、ダメオット。23
- ダメツマ、ダメオット。22
- ダメツマ、ダメオット。21
- ダメツマ、ダメオット。20