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僕のA定食 (14:37の悲劇)

[970]  泣かし  2008-06-19投稿
「久しぶり〜」
学食で久しぶりに出会ったのは幼なじみのトム・ディラーだった。
「お前最近どこに行ってたの?」
トムの問いに
「関係ねぇだろクズ」
と私は答えた。
「ひどいや…敏正…僕と君は幼なじみじゃないか…」
そうだ。僕とトムは幼なじみだ…でも越えてはならない一線がある…
僕はあの日の昼を忘れない…


〜五年前〜
「も〜い〜いかい?」
僕とトムは隠れんぼをしていた。
「まだ」
「でも…もう我慢できないよ!!」
僕は彼が隠れきれていないのに探しに出た。
「見つけたぞぉ☆」
ブシュ
「い…痛い」
僕は彼の背中にナイフが刺していた。
「これが僕の痛みだ!君が僕の姉を殺したことは知ってるんだ!これは隠れんぼに見せかけた周到な殺人計画だったんだよ!まんまとかかったな!」
「くっ…まだだ…まだ終わらんよ」
トムはそう言い残して僕の目の前から消えた。

あれから5年。彼の背中の傷も癒えたのか、僕の前に現れた。

「敏正…君はお姉さんのことで僕を恨んでいたよね…」
「当然だろう!」
「その事で話があるんだ…まぁA定食でも食べながら話そう」
トムはそう言って僕の前にもA定食を置いた。はじめから2つ買ってやがった。
「単刀直入に言うよ。僕はお姉さんを殺していない。」
僕は箸を止めてしまった。彼の言った一言に驚きを隠せないでいたのだ。
「どういうことだ!?今さら言い逃れか!?」
「違うんだ!!聞いてくれ!!」
「嫌だね。何を言うかと思ったら…くだらない!!やっぱりあの場で殺しておくべきだった!!」
そういって席を立とうとした僕の足を何かが掴んだ。



手???

手だ。間違いなく手だ。細く小さな手が何本も。

なんで??

私は混乱する。しかし足を掴む手は離す気配すらない。むしろ強く掴んでくる。
しかもその本数は増えていっている。

戸惑う僕に構わずトムは話を続けた。
「殺したのは僕じゃない。君だ。君が殺したんじゃないか。僕の目の前で。」

信じられない一言。だがトムの一言で忘れていた、封印していた過去がよみがえる。








おきゃんぴぃぃいぃぃぃぃぃぃ

感想

  • 10734: ありがとう。最高の誉め言葉だよ [2011-01-16]
  • 10753: 自演ってやつ?投稿者が暇人だから、一人で観覧数を増やしていくという [2011-01-16]
  • 10784: 普通にミス見つけた。私とか僕とか固有名詞が変わってる [2011-01-16]
  • 10824: こんな思いつきで適当に書いたヤツにコメントしてくれてありがとう。 君たちは今日から親友だ。 てかなんで閲覧数が多いの? 自分でも不思議 [2011-01-16]
  • 10869: ありえねぇこの観覧数 [2011-01-16]
  • 11220: 正直、意味が分からなくなるってか…ミスもある [2011-01-16]

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