携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 良子…二股の恋?

良子…二股の恋?

[389]  ぐうりんぼ  2008-06-21投稿
案内されたテーブルに着いた2人。私が座っている位置から少し離れた場所に座っている。
私や良子が同じ店内にいるなんて、由美は全く気付かないだろう。
良子は由美と顔を合わさぬようにしているし、私は私でバレぬよう上手く変装しているのだから。
私は自分の席からコッソリと、由美や男のツーショットをケータイの?で撮った。
そしてこの夜…、
フレンドリーの会員の1人であり、由美の親友でもある江村佳奈さんから私のケータイに返事のメールが来た。
実は写真を撮った後、江村さんに見てもらう為に写メールを送っていたのだった。
親友と言っても、最近では由美とは仲が良くないと言う江村さん。
写真の男と由美の派手な交際に関する情報をメールに記載してくれていた。その内容は、今まで知らなかった由美の意外な一面を覗かせる衝撃的なモノだった。
由美は色んな男たちと複数交際をしていた。その中でも、写真に写っているアキトとは友達以上の深い付き合いをしていると言う。
「由美って…純情なコだと思っていたけど結構、大胆なのねェ」
私のケータイに掛けて来た良子は関心を示す。私は良子とは正反対に、許せない思いである?
「関心している場合じゃないんだよ!」
「どうしたの雅美?
やけにカッカして」
「気に入らないの!」「由美の男付き合いが?」
「そう! ったく、許せない!」
「別にイイじゃない? 」
「良くない! 折角、森山と仲直りしたのに!」
「仲直り?」
「あ、いや!」
しまった! 言ってしまった! 森山と由美が仲直りした事を良子には黙っていたけれど、つい…口滑らしてしまった。
「拓也と由美が仲直りしたっていうの?。」「うーん」
「言いなさいよ」
「実はね」
私はしぶしぶ、事の経緯を話し聞かせた。
話し聞かせた…と言っても、森山が由美をフった本当の理由までは言うつもりはない。
まあ別に言わなくても、二人の関係修復の話しに良子の気持ちは動揺したようだ。
「…っそ。又…一緒になったんだ」
「うん…」
「知らなかった。言ってくれれば良かったのに」
「隠すつもりはなかったんだよ。アンタがショックを受けたらイケナイだろうと思って、黙っていただけだから」

つづく

感想

感想はありません。

「 ぐうりんぼ 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス