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もし君が運命の人なら--第14話--

[142]  こまち  2008-06-22投稿
えぇ…。
まさか…。こんな状態で…。



私はてっきり2人で帰ると思っていた。


しかし、実際は10人程の男子集団と共に帰っていた。



ますます怖くなった私は、男子集団から後ずさりをして少し離れながら歩いた。



それに気付いた幸原君は、歩幅を私と合わせ始める。



アキヨシ「深津はさぁー、小松のことどう思ってるの??」


ルイ「…前は友達だったけど、今はもう…。」


アキヨシ「そっか…。深津って、何でそんなに笑わないの??」


ルイ「え…?」


アキヨシ「俺、深津が笑ったとこ見たことないかも」


ルイ「笑わないよ…。楽しいことなんて無いもん。」


アキヨシ「今も?」


ルイ「今は……」


男子「うぉーい!!暁義ー!!お前この前貸した百円返せよー!!」


アキヨシ「馬っ鹿やろー!!今いいとこなんだよー!!!」


男子「おぉ!?愛の告白かぁ!?!?」


アキヨシ「ばっっ!!///ちげーよっ///」


幸原君は私に「ちょっと待ってて」と呟くと、男子集団のとこへ走っていった。


幸原君と男子はじゃれ合って、笑い声が聞こえる。

そう言えばずっと笑ってない。


用事を済ますと、また私のとこへ走ってきた。


私はその姿が何だか愛おしく感じた。

アキヨシ「はぁはぁ…。ごめんね、で!?!?」

息切れしながらしゃべる幸原君に思わず

ルイ「あははっ」

と笑ってしまった。


続く

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