もし君が運命の人なら--第14話--
えぇ…。
まさか…。こんな状態で…。
私はてっきり2人で帰ると思っていた。
しかし、実際は10人程の男子集団と共に帰っていた。
ますます怖くなった私は、男子集団から後ずさりをして少し離れながら歩いた。
それに気付いた幸原君は、歩幅を私と合わせ始める。
アキヨシ「深津はさぁー、小松のことどう思ってるの??」
ルイ「…前は友達だったけど、今はもう…。」
アキヨシ「そっか…。深津って、何でそんなに笑わないの??」
ルイ「え…?」
アキヨシ「俺、深津が笑ったとこ見たことないかも」
ルイ「笑わないよ…。楽しいことなんて無いもん。」
アキヨシ「今も?」
ルイ「今は……」
男子「うぉーい!!暁義ー!!お前この前貸した百円返せよー!!」
アキヨシ「馬っ鹿やろー!!今いいとこなんだよー!!!」
男子「おぉ!?愛の告白かぁ!?!?」
アキヨシ「ばっっ!!///ちげーよっ///」
幸原君は私に「ちょっと待ってて」と呟くと、男子集団のとこへ走っていった。
幸原君と男子はじゃれ合って、笑い声が聞こえる。
そう言えばずっと笑ってない。
用事を済ますと、また私のとこへ走ってきた。
私はその姿が何だか愛おしく感じた。
アキヨシ「はぁはぁ…。ごめんね、で!?!?」
息切れしながらしゃべる幸原君に思わず
ルイ「あははっ」
と笑ってしまった。
続く
まさか…。こんな状態で…。
私はてっきり2人で帰ると思っていた。
しかし、実際は10人程の男子集団と共に帰っていた。
ますます怖くなった私は、男子集団から後ずさりをして少し離れながら歩いた。
それに気付いた幸原君は、歩幅を私と合わせ始める。
アキヨシ「深津はさぁー、小松のことどう思ってるの??」
ルイ「…前は友達だったけど、今はもう…。」
アキヨシ「そっか…。深津って、何でそんなに笑わないの??」
ルイ「え…?」
アキヨシ「俺、深津が笑ったとこ見たことないかも」
ルイ「笑わないよ…。楽しいことなんて無いもん。」
アキヨシ「今も?」
ルイ「今は……」
男子「うぉーい!!暁義ー!!お前この前貸した百円返せよー!!」
アキヨシ「馬っ鹿やろー!!今いいとこなんだよー!!!」
男子「おぉ!?愛の告白かぁ!?!?」
アキヨシ「ばっっ!!///ちげーよっ///」
幸原君は私に「ちょっと待ってて」と呟くと、男子集団のとこへ走っていった。
幸原君と男子はじゃれ合って、笑い声が聞こえる。
そう言えばずっと笑ってない。
用事を済ますと、また私のとこへ走ってきた。
私はその姿が何だか愛おしく感じた。
アキヨシ「はぁはぁ…。ごめんね、で!?!?」
息切れしながらしゃべる幸原君に思わず
ルイ「あははっ」
と笑ってしまった。
続く
感想
感想はありません。
「 こまち 」の携帯小説
- もし君が運命の人なら--第16話--
- もし君が運命の人なら--第15話--
- もし君が運命の人なら--第14話--
- もし君が運命の人なら--第13話--
- もし君が運命の人なら--第12話--
- もし君が運命の人なら--第11話--
- もし君が運命の人なら--第10話--