月の葉書2部6−1
〜風紀・香雲〜
風紀)まさか、もう出て来るとはなぁ。よほど人手が足りないんだな
雷斗を初っ端から挑発すると
雷斗)まぁね。それに三月衆もあんまり強くなかったから、君達をさほど弱らせる事も出来なかったよ
雷斗は動じずにお手上げポーズをして溜め息をつく
雷斗)おまけに、ナラビは厄介な力に目覚めたみたいだし
雷斗が、続けて言うと
香雲)と、言う事はナラビ君も無事なんだぁ良かった
香雲は胸を撫で下ろした
風紀)月の葉書で高みの見物をしてたのか?
風紀が冷たい視線で雷斗に聞くと
雷斗)そうだよ。けど、君らは僕の手で殺したかったから結果オーライだよ
雷斗は笑って言ったが、瞳が冷たかった
雷矢)しかし、力が弱っている雷斗一人で、お前らを相手にすると負けるかもしれないからな。私も手伝う事にしたんだよ
雷矢が横から口を挟んできた
風紀)(ちぃ。やっぱ雷矢さんが加わるのは厳しい
風紀は内心焦っていたが、ここが最終決戦…………逃げるわけにはいかない
雷斗)どうしたの?この間みたく逃げないのかい?
雷斗が嫌味ったらしく言うと
風紀)この間は、ナラビが心配だったから逃げたのさ
風紀が強気で言うと風が全身に取り巻き、雷斗達も雷が全身に迸っる
今にも両者が激突仕掛けたその時、香雲が風紀の前に右手を出して風紀を静止したのだ!
風紀)何んだ!?
香雲)気になる事が一つだけあるの
香雲はおもむろに呟いた
風紀)気になる事?
風紀が繰り返し聞くと
香雲)雷斗?あんた本当に雷斗なの?
香雲はいきなり訳の分らない事を聞き始めた
雷斗)何を言ってるんだい?じゃあ証明しようか?風真の死際を話して
雷斗は相変わらず冷静にかつ、フッと笑って言うと風紀は歯ぎしりをした
香雲)そんな事は話さなくてもいいわ。だけど、この質問だけは答えて
「私達の秘密の場所は?」
香雲も冷静に受け流し、神妙な顔で聞いた
風紀には、その答えは分かっていたが、香雲の意図が分らなかった
だが、何分待っても雷斗は答えられなかった。その様子をみて香雲がフッと笑窪が浮ぶ
香雲)やはり貴方が雷斗を………いえ、雷家の人を操っていたのね!
香雲は雷矢を差して言った
風紀)まさか、もう出て来るとはなぁ。よほど人手が足りないんだな
雷斗を初っ端から挑発すると
雷斗)まぁね。それに三月衆もあんまり強くなかったから、君達をさほど弱らせる事も出来なかったよ
雷斗は動じずにお手上げポーズをして溜め息をつく
雷斗)おまけに、ナラビは厄介な力に目覚めたみたいだし
雷斗が、続けて言うと
香雲)と、言う事はナラビ君も無事なんだぁ良かった
香雲は胸を撫で下ろした
風紀)月の葉書で高みの見物をしてたのか?
風紀が冷たい視線で雷斗に聞くと
雷斗)そうだよ。けど、君らは僕の手で殺したかったから結果オーライだよ
雷斗は笑って言ったが、瞳が冷たかった
雷矢)しかし、力が弱っている雷斗一人で、お前らを相手にすると負けるかもしれないからな。私も手伝う事にしたんだよ
雷矢が横から口を挟んできた
風紀)(ちぃ。やっぱ雷矢さんが加わるのは厳しい
風紀は内心焦っていたが、ここが最終決戦…………逃げるわけにはいかない
雷斗)どうしたの?この間みたく逃げないのかい?
雷斗が嫌味ったらしく言うと
風紀)この間は、ナラビが心配だったから逃げたのさ
風紀が強気で言うと風が全身に取り巻き、雷斗達も雷が全身に迸っる
今にも両者が激突仕掛けたその時、香雲が風紀の前に右手を出して風紀を静止したのだ!
風紀)何んだ!?
香雲)気になる事が一つだけあるの
香雲はおもむろに呟いた
風紀)気になる事?
風紀が繰り返し聞くと
香雲)雷斗?あんた本当に雷斗なの?
香雲はいきなり訳の分らない事を聞き始めた
雷斗)何を言ってるんだい?じゃあ証明しようか?風真の死際を話して
雷斗は相変わらず冷静にかつ、フッと笑って言うと風紀は歯ぎしりをした
香雲)そんな事は話さなくてもいいわ。だけど、この質問だけは答えて
「私達の秘密の場所は?」
香雲も冷静に受け流し、神妙な顔で聞いた
風紀には、その答えは分かっていたが、香雲の意図が分らなかった
だが、何分待っても雷斗は答えられなかった。その様子をみて香雲がフッと笑窪が浮ぶ
香雲)やはり貴方が雷斗を………いえ、雷家の人を操っていたのね!
香雲は雷矢を差して言った
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