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依存?

[487]  えり  2008-06-23投稿
真っ暗な部屋の中で、パソコンの画面だけが静かに光を放っていた。

「ただいま…由紀、帰ってるの…?」

駐車場には由紀の車が止まっていたのに、なんで真っ暗なんだ…?

「由紀…?」

ん?…

「由紀!?」






「なんだか、久しぶりだね。」

「そうかもな…最近ちょっとトラブルもあって慌ただしかったからな…」

「そうなの…」
言葉を返した瞬間、聡は由紀に軽くキスをした。

「だから、お詫びに今日はいっぱい愛してあげる!」
聡の指先が近づいた瞬間、由紀はその腕を押さえた。
「ごめんなさい。今日はお話だけにしましょ!ほら、だって女の子には色々と事情があるでしょ!?」

「ふーん。その女の子の事情って、お前は1ヶ月に何度もあるんだな!」

聡は、少し皮肉を込めて言った。

嘘ってばれてるみたい…と心の中で苦笑したが、すぐに話を切り替えた。

「そんな事より、さっき言っていたトラブルって何?」


「あっ…あれね…」
20近くも年の離れた年下の由紀に仕事の話を始めた。

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