良子…二股の恋?
寝る前のひと時…、
私(荻島良子)は自分の部屋で美月真愛さんと電話で話しをしていた。
話しの話題は例の2人についてである。
真愛さん、森山拓也に対する私の気持ちを知りたがっていた。
私は漠然と語った。
「今は別に…、キライじゃないけど…何とも思ってない」
すると真愛さんは…、
「それは…ウソね」
「え、ウソ?」
「そう、ウソ付いてる」
私はムキになって…、
「私は本当の事言ったのよ!」と声を荒げた。
しまった!
つい、カッとなっちゃった!
真愛さん、驚く事も無く冷静だ。
「そうかもしれないけど…、心の奥では…森山拓也に対する思いが残っている」
まるで…相手の心を読んでいるような真愛さんの今の台詞。
私は苦笑する。
「なあんで真愛さんにそんな事が分かるの?」
「私には人の心を読めるからなの。
荻島さんが本当に自分自身を見つめ直している事も分かるし、森山さんの事を思い続けている事も…全てお見通しよ」
─そうか!─
私は思わず納得した。
「やっぱり、真愛さんって超能力者なんだ」
真愛さん、ココでクスクス笑った。
「そんな、大したもんじゃないけど?
っで、アナタの正直な気持ちはどうなの?」
つづく
私(荻島良子)は自分の部屋で美月真愛さんと電話で話しをしていた。
話しの話題は例の2人についてである。
真愛さん、森山拓也に対する私の気持ちを知りたがっていた。
私は漠然と語った。
「今は別に…、キライじゃないけど…何とも思ってない」
すると真愛さんは…、
「それは…ウソね」
「え、ウソ?」
「そう、ウソ付いてる」
私はムキになって…、
「私は本当の事言ったのよ!」と声を荒げた。
しまった!
つい、カッとなっちゃった!
真愛さん、驚く事も無く冷静だ。
「そうかもしれないけど…、心の奥では…森山拓也に対する思いが残っている」
まるで…相手の心を読んでいるような真愛さんの今の台詞。
私は苦笑する。
「なあんで真愛さんにそんな事が分かるの?」
「私には人の心を読めるからなの。
荻島さんが本当に自分自身を見つめ直している事も分かるし、森山さんの事を思い続けている事も…全てお見通しよ」
─そうか!─
私は思わず納得した。
「やっぱり、真愛さんって超能力者なんだ」
真愛さん、ココでクスクス笑った。
「そんな、大したもんじゃないけど?
っで、アナタの正直な気持ちはどうなの?」
つづく
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