アイドルの悩み2
まず、私は同じクラスの有川優太(ありかわゆうた)に会いに行った。
理由は、有川君は今も昔もホームレスだからだ。
私はこれでもそれなりに売れてるアイドルだから変にホテルや町をうろうろしたらすぐに見つかるだろう…。
だから私は考えた!アイドルがホームレスになるなど誰が考えるだろうか、普通の人なら絶対に考えないだろう…。
しかし、何をしていいのか分からないから有川君に聞こうとして、ここにいるのだ。
確か…この辺のダンボールの塊に住んでいると有川君の友人から聞いたんだけど………あ、あれかな……?
「………有川君?」
「ん〜?………橘!?」
有川君はダンボールから顔を出すと大層驚いてくれた。
まあそうだろう…普通の人間の反応だろうな…。
「橘がこんなとこに何しに来たんだよ……馬鹿にしに来たのか……?」
「違うよ…実は随分急な話だけどここにしばらく住まわせてくれない?」
「…………………は?」
有川君は固まる
「……テレビの何か…とかじゃなくて……?」
「うん」
「……………」
「……………」
「……分かった」
「ありがとう!」
そして、奇妙な生活が始まった………
続く
理由は、有川君は今も昔もホームレスだからだ。
私はこれでもそれなりに売れてるアイドルだから変にホテルや町をうろうろしたらすぐに見つかるだろう…。
だから私は考えた!アイドルがホームレスになるなど誰が考えるだろうか、普通の人なら絶対に考えないだろう…。
しかし、何をしていいのか分からないから有川君に聞こうとして、ここにいるのだ。
確か…この辺のダンボールの塊に住んでいると有川君の友人から聞いたんだけど………あ、あれかな……?
「………有川君?」
「ん〜?………橘!?」
有川君はダンボールから顔を出すと大層驚いてくれた。
まあそうだろう…普通の人間の反応だろうな…。
「橘がこんなとこに何しに来たんだよ……馬鹿にしに来たのか……?」
「違うよ…実は随分急な話だけどここにしばらく住まわせてくれない?」
「…………………は?」
有川君は固まる
「……テレビの何か…とかじゃなくて……?」
「うん」
「……………」
「……………」
「……分かった」
「ありがとう!」
そして、奇妙な生活が始まった………
続く
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