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Dragon's eye [1ー6]

[314]  ギルドギア  2008-06-26投稿
しばらくしてから、我に返ったレンは、また、山頂を目指して歩み始めた。もう九合目まで来ていたので、すぐだった。小さな小屋が見えて来た。木造で、今にも吹雪で吹き飛びそうだが、木はしっかりと組まれていて、土台も固めて安定している。そして何より、小さな窓から漏れている灯りに、温もりを感じられた。温かい光だ。雪山の極寒なんて忘れてしまうほどだった。レンは、入口のドアをノックしてみた。
「師匠ー!いますかー!」
すると、ゆっくりとドアが開いて、一人の女性が出てきた。
「おぉ!レンじゃないか!よく来たね!」
「良かった………いた…………」
「あはは!確かにね〜、こんな所まで来て留守だったらやりきれないよね〜」
「ほんとですよ…」
「まぁ立ち話しも何だし入んな」
「はい!」
レンは女性に迎えられ、小屋の中へと入って行った。そんな光景を、見つめる影がいることに、二人はまだ気付いていなかった。
小屋に入って一段落してから、レンは女性に話し掛けた。
「お久しぶりです、シズナ師匠!」
「うん、しばらく見ない間に大きくなったね〜」
「はい!」
「ところで、どうして来たんだ?」
「それは…色々ありまして…それより…」
レンは、さっきまでの出来事を順番に話した。

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