携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 月の生んだ一つ星11

月の生んだ一つ星11

[323]  神様の親戚  2008-06-26投稿
父「意味がわからんぞ!!もういい!早く東京に帰れ!!」








私は言われるがままに健二を連れて東京に帰った。




健二「本当に帰ってよかったのかなぁ…」




美月「いいよ。どうせ実のお父さんじゃないし…ていうかあの人私の幸せなんて考えた事ないと思う。」







健二「…そうだったんだ…」







健二「…じゃあ俺は大切にしなきゃな。」






美月「え?」





健二「俺もお前の子供の親父になれないからっ…」







美月「…」










美月「健二はこの子の父親だよ。あの人とは違う。だからこの子が生まれたら、一番最初に顔見せて、この人がお父さんって思わせちゃって!ワラ」







健二「う、うん…
なんか、美月らしくない言葉っ!ワラ」






美月「うるさい!」













この日私は初めて人を信じた。














が、私の幸せはすぐに遠ざかってしまった…。

















数日後
子供は出産日より二ヶ月も早く生まれ、











泣くことはなかった…。













つづく

感想

感想はありません。

「 神様の親戚 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス