携帯小説!(PC版)

泣かず日記

[240]  ma  2008-06-27投稿

言葉が欲しい訳じゃない
ただ目の前に夏
思い出だけ運んできて
虚しいだけ

時が何変えてくの

どこ探しても
君だけいないよ

あたしの場所がない

君の時がない

時が二人を会わせない


どんなに強く思っても
あの頃には帰れない

変われない
一人で大人になれない
なれないよ

いつでも隣にいたはずの
いつでも帰ればいたはずの

分かってる
分かってるんだよ

どんなに側にいたくても叶わないってゆう事は

一緒に書いた日記には
はしゃいでふざけた
二人の様子が

昨日の事のように思い出せるほど
綺麗に残ってた


そして夏がきて
また戻ってくるんだろう
あの日々の記憶と
波の音


涙見せないで
歩けたら

本当はいつでも笑っていたいんだよ

でも、それが
できない

一人ぽつりと窓に映る

その意味を知って
日記閉じた


お線香の香りに
包まれ
そっと置いたあなたの
ペアリング
あたしは外さずに
左の薬指

本当は笑ってたいよ

泣かずに歩けたら
泣かずに生きれたら

それでも
出逢えた事
本当に幸せだった

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