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守護神2

[393]  雷覇  2008-06-28投稿
守護者……それは、あらゆる敵から主を守る者、この学園はその主達が通う所であり、守護者が通う所でもある。
「お前、名は?」
「武藤 蓮」
「蓮か、甚だ不本意だが、守護者がいないのではこの学園から帰れないのでな、頼むぞ。」
そういって背を向けた。
俺は久瀬を睨んだ後、溜息をつき、「仕方ないか…」と呟いて「わかりましたよ、風音様。」と言って後を追った。
教室に残った久瀬は厳しい顔付きで、「迂闊だったか…いや、これも仕方ない…奴は目的の為なら手段を選ばないと聞くからな。」
校門を出る辺りで急に風音が振り向いて言った、「何故、名前を知っている?」 鋭い奴だ…
「ここに来る前に、一通りは生徒の名と外見的特徴を聞いていたからな。中でも、あんたの名は有名だからな、世界五大財閥の一つである二宮家の御令嬢なんですぐに気付いたよ。」
「ふん、そうか。では聞くが蓮、お前本当に守護者か?口の聞き方がまるでなってないぞ。まあ、私としては構わないがな。」
「済まないな、俺は確かに守護者と言えば守護者だが、成り立てホヤホヤなんでね。」
「成り立てホヤホヤ?ならば、本来の主がいるのか?名はなんと言う?」
「さぁな、そんなことよりどこまで行くんだ?」
「ふむ、本来の私の守護者である奴が車の運転も兼ねていてな、実際は車で帰るのだが、鍵も奴が持っとていてな。仕方ないから歩きで東ローヌ地区まで行くぞ。」
「東ローヌ地区か…結構遠いな……」
「どうした?」
「いや、なんでもない。気にするな。」
そういって東ローヌ地区まで歩き始めた。

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