泥棒日記?
「あれ??あやかじゃ〜ん。何しに来たの??笑」
いかにも意地悪そうだった。一緒にいる2人の女子も笑っていた。
亜紀はぐいっとあやかの手をひっぱり自分が前に来た。
「どぉも。あたしは亜紀。あやかの友達。」
正美は怪訝そうな顔をして言った。
「あんたどこのやつ??」
亜紀は答えなかった。
「あんたさ、他人をいじめてそんない楽しいわけ??毎日毎日よく飽きないもんだな。」
確かに正美は背が高く態度も身体も大きかった。しかしどこか地味だった。
もともと茶髪でそこそこのメイクをしてきた少し小柄な亜紀
正美は今までに会ったことのないタイプの亜紀にとまどっていた
「ねぇ??聞いてんの??」
正美はなにやら考えるようだった。
すると突然笑い出した。「あはっはははは……楽しいに決まってんじゃ〜ん。ストレス解消ってやつ〜??それにうじうじしてるこいつらが悪いんだょ!!!」
「………。」
亜紀は一発殴ってやろうと思った。
「悪いのは……」
「悪いのはあんたの方だっっ!!」
横から正美にパンチが飛んだ。
……しかしそれは亜紀ではなかった。
「あやかやるね〜♪あたしがやろうと思ったのに残念。♪♪」
「亜紀のマネしてみた。」と少しだけおどけてみせた。
「あたしを殴るなんていい度胸してんね。またいじめられたい??」
「あたしは悪いことなんてなにもしてない。そもそも親が偉いからって正美が偉いわけじゃないし、世間から信頼されるようなこと、なんにもしてないじゃない。あんたは偽物の……」
何にしよう??あやかの表情を読んだのか、
「《ガラスの靴》ってゆーのはどぉ??」
亜紀の目はキラキラしていた。(あたしだってまだ小学生だし!笑)
「そう。偽物のガラスの靴はいて、いばってるだけ。本当はプラスチックなんだよね。」
あやかはいつの間にか自信に溢れていた。
正美はなにも言わなかった。
(もう大丈夫かな?)
亜紀はあやかに気づかれないようにそっと教室を出た。
途中、担任らしき人とすれ違った。
(あやかをよろしくね!)
小さな背中をあやかは見ていた。
(ありがと。亜紀。)
その日亜紀は幸せそうに家路についた。
いかにも意地悪そうだった。一緒にいる2人の女子も笑っていた。
亜紀はぐいっとあやかの手をひっぱり自分が前に来た。
「どぉも。あたしは亜紀。あやかの友達。」
正美は怪訝そうな顔をして言った。
「あんたどこのやつ??」
亜紀は答えなかった。
「あんたさ、他人をいじめてそんない楽しいわけ??毎日毎日よく飽きないもんだな。」
確かに正美は背が高く態度も身体も大きかった。しかしどこか地味だった。
もともと茶髪でそこそこのメイクをしてきた少し小柄な亜紀
正美は今までに会ったことのないタイプの亜紀にとまどっていた
「ねぇ??聞いてんの??」
正美はなにやら考えるようだった。
すると突然笑い出した。「あはっはははは……楽しいに決まってんじゃ〜ん。ストレス解消ってやつ〜??それにうじうじしてるこいつらが悪いんだょ!!!」
「………。」
亜紀は一発殴ってやろうと思った。
「悪いのは……」
「悪いのはあんたの方だっっ!!」
横から正美にパンチが飛んだ。
……しかしそれは亜紀ではなかった。
「あやかやるね〜♪あたしがやろうと思ったのに残念。♪♪」
「亜紀のマネしてみた。」と少しだけおどけてみせた。
「あたしを殴るなんていい度胸してんね。またいじめられたい??」
「あたしは悪いことなんてなにもしてない。そもそも親が偉いからって正美が偉いわけじゃないし、世間から信頼されるようなこと、なんにもしてないじゃない。あんたは偽物の……」
何にしよう??あやかの表情を読んだのか、
「《ガラスの靴》ってゆーのはどぉ??」
亜紀の目はキラキラしていた。(あたしだってまだ小学生だし!笑)
「そう。偽物のガラスの靴はいて、いばってるだけ。本当はプラスチックなんだよね。」
あやかはいつの間にか自信に溢れていた。
正美はなにも言わなかった。
(もう大丈夫かな?)
亜紀はあやかに気づかれないようにそっと教室を出た。
途中、担任らしき人とすれ違った。
(あやかをよろしくね!)
小さな背中をあやかは見ていた。
(ありがと。亜紀。)
その日亜紀は幸せそうに家路についた。
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