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恋、二度(ふたたび) 20

[156]  よしゆき  2008-07-01投稿
俺は真愛の、そんな態度を見るのが初めてだったのでびっくりして、
「どないしたんや?」
と少し緊張しながら、尋ねた。
真愛はやっぱり無言で俺を涼平達とは違う方に誘っているようだった。
俺は嬉しさと緊張に身を包みながら、真愛について行った。
反対の壁際には空いていた椅子が二つあったので、彼女に勧めて俺も座った。
「めっちゃ久し振りやな。何年振りやろ」 俺は緊張を隠して、できるだけ明るく振る舞った。
「八年…振り…」
やっぱりかすれるような、注意して聞かないと聞き逃しそうな声で、真愛は答えた。
「へぇ〜!小野が男の問いに答えたの初めて聞いたよ」
俺は本当に心底思った事を言った。
でもそれだけ言うのもやっとだったのだろう。また顔を真っ赤に染めて俯いてしまった。
でも俺はそれだけでも嬉しくて、一方的に自分の事や、涼平、悟志の事、大学時代の事何かを話して聞かせていた。もちろん由佳の事と、今も持っている真愛への想いは省いてであるが。

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