恋、二度(ふたたび) ２４
「じゃあ、まだ皆のところ回らないといけないから、また後でね」
そう言うと主役の二人は、次の招待客のところに周っていった。 嘘をばらされた二人は、一度罰悪そうな顔をした後は、素面に戻ってまたウエイターから酒を見繕って、飲み始めた。今度は駆け引きなく昔からの友達のように飲んでいるように見えた。
俺はさっきから一方的に喋っていたので、何も食べてないのに気付いた。
そういえば真愛も、俺の話しに付き合っていたので、何も食べていないはずだった。
「小野さんお腹すかへん？何か探しに行こか」
と誘ってみた。
その声が聞こえたのか涼平が、
「また二人で消えるんか」
とからかってきた。 「消えね〜よ。それより何か欲しいものあったら取ってきてやるよ」
と返した。
「いいよ、俺も一緒に取りに行くから」 と涼平は言いながら、持っていたグラスを一気に呑み干した。
涼平も悟志も普通の人よりかなり呑めるが、実は俺の方が呑めるので今まで一度も酔いつぶれた事は無かったし、最後はおれが介抱してることが多かった。
そう言うと主役の二人は、次の招待客のところに周っていった。 嘘をばらされた二人は、一度罰悪そうな顔をした後は、素面に戻ってまたウエイターから酒を見繕って、飲み始めた。今度は駆け引きなく昔からの友達のように飲んでいるように見えた。
俺はさっきから一方的に喋っていたので、何も食べてないのに気付いた。
そういえば真愛も、俺の話しに付き合っていたので、何も食べていないはずだった。
「小野さんお腹すかへん？何か探しに行こか」
と誘ってみた。
その声が聞こえたのか涼平が、
「また二人で消えるんか」
とからかってきた。 「消えね〜よ。それより何か欲しいものあったら取ってきてやるよ」
と返した。
「いいよ、俺も一緒に取りに行くから」 と涼平は言いながら、持っていたグラスを一気に呑み干した。
涼平も悟志も普通の人よりかなり呑めるが、実は俺の方が呑めるので今まで一度も酔いつぶれた事は無かったし、最後はおれが介抱してることが多かった。
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