君といた公園。巻の１
俺は県立の高校に入学した。レベルは中の中ぐらいだろうか。まさに中途半端だ…俺は今まで本気で何かを成し遂げたことが一度もない。中学時代も本気になれることが一度もなかった…しかし俺は新しい学生生活で何か本気になれることを見つけようと思った。本気な恋。青春を感じるクラブ活動。夢の為に勉強。とにかく俺は本気になれることがしたかった。そんな気持ちを胸に抱きながら入学式へと向かった…そしてｸﾗｽは一年三組、はじめてのｸﾗｽの顔合わせだ。俺はとにかく新しい友達を作りたくてたまらなかった。
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