未設定ー5ー未伊子さんの日常?
ーはじめにー
ここにこうして書くコトがキミらに本当に伝わるのだろうか?
降り続く雨の中なかなか乾かナィ、ペンキのようにベタついた気分で過ごしてイルよ。
ー東京でも雨がヒドいようだね、風邪なんか引いてナィですか?
未伊子さんの日常?
未伊子さんさんの会社は男性が多い、100対10の割合である。ソレだけ男が多いと変わったヤツもやはり居る。
まず一人目は、リフト王子。
会社内はかなり広い、よって歩くのも一苦労なのだが、リフト王子はその名の通り、フォークリフトに乗って登場スル。
「ねえ、未伊子さん。今度一緒に食事せん?」
会社の重役のボンボンなので意味もなくフォークリフトに乗る。彼の足代わりのようだ。
「しぇからしか〜、ワタシは行かんって言いよるやん」
未伊子さんはいつも同じコトしか言わない。相手にはシナイ。のだがリフト王子はなぜだか懲りない。リフト王子は未伊子さんよりも若い、だからおばはん誘って何になるのか?未伊子さんには理解出来なかった。
旦那くらいがちょうどイイ。未伊子さんより2つ上。
旦那が2つ上だから好きなのではナクて、もし彼が年下であったならソレでもイイ。好きナノだ。
今はあんな風になってイルけれど、コレだけは変わらない。
そして二人目、嘆きのトイレ王子。
彼はトイレにイルコトが多い、扉のある大のほうである。うわさでは胃腸が弱いらしい。
トイレは男女兼用だ。未伊子さんが入ると、奥のトイレからぶつぶつと声が聞こえる。
「…興味ゼンゼンないって…言われ…なんで…怒られたし…デモ好き。やし……未伊子さん…」
「うるさか〜ちっとは静かにせんか!」未伊子さんは、奥のトイレの扉に向かって声をかける。言葉は悪いが、その位言わないとまだしばらくつぶやきが続くのだ。
二人とも見かけ悪くナィ。なのになぜだか未伊子さんを気にいっているらしい。
《ー続くー》
ここにこうして書くコトがキミらに本当に伝わるのだろうか?
降り続く雨の中なかなか乾かナィ、ペンキのようにベタついた気分で過ごしてイルよ。
ー東京でも雨がヒドいようだね、風邪なんか引いてナィですか?
未伊子さんの日常?
未伊子さんさんの会社は男性が多い、100対10の割合である。ソレだけ男が多いと変わったヤツもやはり居る。
まず一人目は、リフト王子。
会社内はかなり広い、よって歩くのも一苦労なのだが、リフト王子はその名の通り、フォークリフトに乗って登場スル。
「ねえ、未伊子さん。今度一緒に食事せん?」
会社の重役のボンボンなので意味もなくフォークリフトに乗る。彼の足代わりのようだ。
「しぇからしか〜、ワタシは行かんって言いよるやん」
未伊子さんはいつも同じコトしか言わない。相手にはシナイ。のだがリフト王子はなぜだか懲りない。リフト王子は未伊子さんよりも若い、だからおばはん誘って何になるのか?未伊子さんには理解出来なかった。
旦那くらいがちょうどイイ。未伊子さんより2つ上。
旦那が2つ上だから好きなのではナクて、もし彼が年下であったならソレでもイイ。好きナノだ。
今はあんな風になってイルけれど、コレだけは変わらない。
そして二人目、嘆きのトイレ王子。
彼はトイレにイルコトが多い、扉のある大のほうである。うわさでは胃腸が弱いらしい。
トイレは男女兼用だ。未伊子さんが入ると、奥のトイレからぶつぶつと声が聞こえる。
「…興味ゼンゼンないって…言われ…なんで…怒られたし…デモ好き。やし……未伊子さん…」
「うるさか〜ちっとは静かにせんか!」未伊子さんは、奥のトイレの扉に向かって声をかける。言葉は悪いが、その位言わないとまだしばらくつぶやきが続くのだ。
二人とも見かけ悪くナィ。なのになぜだか未伊子さんを気にいっているらしい。
《ー続くー》
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