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恋、二度(ふたたび) 35

[165]  よしゆき  2008-07-02投稿
「実里さん達も三次会までもちろん行くよね?」
そろそろ二次会が終わる時間が近付いてきた頃、涼平は逃げたら許さねえぞといいたげに俺の顔を見ながら、念を押してきた。
「おいおい涼平、俺は『達』かよ。それとも実里の付属品か?」 拓海はつまらない突っ込みを入れていた。 「はい、そこ、細かい事言わない」
涼平のその返しでみんなは一斉に笑った。 「私は行くけど、真愛はどうする?」
香緒里の問い掛けに真愛は悩んでいるようだった。実は俺もどうしようか迷っていた。 できれば、真愛と二人っきりの方が嬉しかったからだ。
そんな俺を見て涼平は、
「夏希には聞いてないからな」
と冷たく言った。
「なんやそれ、行ったらあかんのか?」
俺は一縷の望みを賭けて聞いた。
「ちゃうがな、夏希は帰ることを許さんから、はなから入ってるんや」
と希望を打ち砕くように言った。
「はい、そうでっか。明日は休みやから、とことん付き合ったるわい。覚悟しとけよ。」
と反対に涼平を脅してやった。

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