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天才少年『X』物語

[678]  神様の親戚  2008-07-03投稿
天才少年『X』


彼は今じゃホームレスだが、昔はそのようなあだ名を付けられていた…




この世の中は不公平にも程がある…









今日もXはゴミをあさりに行った…









すると一匹の犬がXを見つめていた…





(汚い犬だな…)











X「おすわり!!」




汚い犬「ワン!」




X「お手!」




汚い犬「ワン!」




X「ちんちん!」


汚い犬「ワン?」




(ちんちんはできないか…へぇ〜でも汚いけど、賢い犬だなぁ〜…)







X「可哀相だけど…ごめんなぁ…俺も飯には困ってんだ…」












辛いながらその犬の前を通り過ぎた…












(…くっ!何て世の中だ…あんな可愛い犬を捨てるなんて…)











するとXは大きな家の前で立ち止まった…







(綺麗な犬だな…どうせ何もできない腰抜けだろ…そうなんだ…いくら賢くても、この世の中ってのは不公平にできてんだよ…)







Xはその綺麗な犬に近づいてみた…











X「ほら、どうせできねぇだろうけど…おすわり!」





綺麗な犬「ワン!!」


できた。


X「じょ、上等じゃねぇか…お手!!」





綺麗な犬「ワン!」



やった。



X「何!?じゃあこれはどうだ?…ちんちん!!」








犬「ワンワン!」




立った。



X「ま、まさか…ここまでできるとは…」
(くそっ…、でもちんちんが出来た所で俺は認めねぇ…)








X「お前…勝ったと思うなよ…
覚えとけ!!じゃあな!」









綺麗な犬「おう!またな!」














X「!」

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