恋、二度(ふたたび) 54
「じゃあ俺達も明日早いから帰って寝るわ」
「またみんなで会いましょうね」
拓海と実里さんも帰っていった。
四人を見送ってから、時間を確認すると、とっくに日付が変わっていて、すでに一時前だった。
「終電もうないで、この後どうするんや。俺らもお開きにするんやろ?」
俺は真愛のことを考えて、そう言ったのだが、
「私達まだ飲み足りないから、夏希くんも連れてっちゃうけど、真愛はどうする?一緒にいたくない?」
涼平と香緒里さんは勝手に決めてたらしくて、涼平が俺をはがい絞めにして逃げられない様にした。
「おいおい、もう明日やで、真愛も今日一日で色んな事があったんやから、疲れてるやろ開放してくれや」
俺は真愛を家まで送るつもりやったから、二人に懇願した。
「お前には聞いてないんや」
涼平は更に力を入れた。
「痛いがな、放せよ涼平」
本当に腕が痛かったから身をよじって、俺は逃れようとした。 「私も行く…」
真愛は俺の方見ながら、答えた。
「じゃあ決まりね、さぁ行きましょう」
香緒里さんは、ようやく俺を放した涼平の腕を掴んで、歩き出した。
「またみんなで会いましょうね」
拓海と実里さんも帰っていった。
四人を見送ってから、時間を確認すると、とっくに日付が変わっていて、すでに一時前だった。
「終電もうないで、この後どうするんや。俺らもお開きにするんやろ?」
俺は真愛のことを考えて、そう言ったのだが、
「私達まだ飲み足りないから、夏希くんも連れてっちゃうけど、真愛はどうする?一緒にいたくない?」
涼平と香緒里さんは勝手に決めてたらしくて、涼平が俺をはがい絞めにして逃げられない様にした。
「おいおい、もう明日やで、真愛も今日一日で色んな事があったんやから、疲れてるやろ開放してくれや」
俺は真愛を家まで送るつもりやったから、二人に懇願した。
「お前には聞いてないんや」
涼平は更に力を入れた。
「痛いがな、放せよ涼平」
本当に腕が痛かったから身をよじって、俺は逃れようとした。 「私も行く…」
真愛は俺の方見ながら、答えた。
「じゃあ決まりね、さぁ行きましょう」
香緒里さんは、ようやく俺を放した涼平の腕を掴んで、歩き出した。
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