恋、二度(ふたたび) 56
結局俺達は、俺がよく行くアーリーアメリカン風のカクテルバーに行くことにした。
そこからは少し遠かったが、酔い醒ましも兼ねて歩いて行くことにした。
歩きながら俺は疑問に思っていた事を、涼平にぶつけた。
「涼平が付き合ってたのって、香緒里さんやったんか」
香緒里さんと顔を見合わせて吹き出した涼平が、
「夏希、まさか今頃気が付いたんか?今日まで知らんかった拓海でさえ、すぐに気付きよったで」
と言って香緒里さんと二人で、大笑いになった。
「真愛は知ってたん?」
俺だけが知らなかったのか、と心配になって彼女に尋ねた。真愛が小さく首を横に振ったので、俺だけやなかったと安堵した。
「今日の計画は、夏希達にばれたらあかんやろ、せやさかい黙っとったんや」
涼平は空を見上げながら言った。
「あんたらのおかげで、私と涼平、付き合うようになったんよ。だから二人には感謝してるんよ」
香緒里さんは涼平に腕をからめて甘えるように言った。
そこからは少し遠かったが、酔い醒ましも兼ねて歩いて行くことにした。
歩きながら俺は疑問に思っていた事を、涼平にぶつけた。
「涼平が付き合ってたのって、香緒里さんやったんか」
香緒里さんと顔を見合わせて吹き出した涼平が、
「夏希、まさか今頃気が付いたんか?今日まで知らんかった拓海でさえ、すぐに気付きよったで」
と言って香緒里さんと二人で、大笑いになった。
「真愛は知ってたん?」
俺だけが知らなかったのか、と心配になって彼女に尋ねた。真愛が小さく首を横に振ったので、俺だけやなかったと安堵した。
「今日の計画は、夏希達にばれたらあかんやろ、せやさかい黙っとったんや」
涼平は空を見上げながら言った。
「あんたらのおかげで、私と涼平、付き合うようになったんよ。だから二人には感謝してるんよ」
香緒里さんは涼平に腕をからめて甘えるように言った。
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