恋、二度(ふたたび) 58
朝五時まで営業している、そのバーは夜中の一時をまわっているというのに、かなりの客がいた。俺は店長と顔馴染みなので、個室の方を用意してもらった。幾つかある個室のうちの、比較的大きな部屋を店長は用意してくれた。
俺は店長に礼をいって、料理は適当に見繕って持ってきて欲しいと伝えた。店長は頷くと、俺に酒のメニューを渡してカウンターに戻っていった。
涼平達にメニューを渡して俺は真愛に、
「ソフトドリンクもあるから、好きなの選びや」
と言った。真愛は頷いてもう決めてあったのだろう、
「マルガリータ…」 と俺に言った。正直俺は驚いて、
「結構きついけど大丈夫?」
と聞いた。すると香緒里さんが、
「私達三人のなかで一番酒に強いのは、実は真愛なんだよ」
と自分のオーダーを決めてから口を挟んだ。
「へぇ、真愛ちゃんがね。それは意外…」 ようやく決まった涼平が、香緒里さんを横目で見ながら呟いた。 「何よその目は…」 香緒里さんが涼平を睨みつけた。
俺は店長に礼をいって、料理は適当に見繕って持ってきて欲しいと伝えた。店長は頷くと、俺に酒のメニューを渡してカウンターに戻っていった。
涼平達にメニューを渡して俺は真愛に、
「ソフトドリンクもあるから、好きなの選びや」
と言った。真愛は頷いてもう決めてあったのだろう、
「マルガリータ…」 と俺に言った。正直俺は驚いて、
「結構きついけど大丈夫?」
と聞いた。すると香緒里さんが、
「私達三人のなかで一番酒に強いのは、実は真愛なんだよ」
と自分のオーダーを決めてから口を挟んだ。
「へぇ、真愛ちゃんがね。それは意外…」 ようやく決まった涼平が、香緒里さんを横目で見ながら呟いた。 「何よその目は…」 香緒里さんが涼平を睨みつけた。
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