携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 恋、二度(ふたたび) 59

恋、二度(ふたたび) 59

[147]  よしゆき  2008-07-04投稿
「だって香緒里はうわばみたぜ、それより強いって…」
涼平はその先が言えなかった。香緒里さんの右ストレートが、みごとにボディに決まったからだった。
そんな二人の様子を見ながら、俺も驚いていた。
「だからと言って呑ませ過ぎたらあかんよ」
香緒里さんは涼平の意図を見抜いて、もう一発パンチを入れた。 「ぐえっ」
涼平は答える代わりに呻いていた。
俺は店員を呼ぶと、酒の注文をした。涼平がバドワイザー、香緒里さんがソルティドック、そして真愛のマルガリータを頼んだ。店員は注文を繰り返して、カウンターに戻っていった。
「あれ、夏希くんもう呑まないの?」
と香緒里さんが不思議そうな顔をした。
「いや、ここに来たら必ず最初に呑むカクテルがあんねん。だから店長が俺の顔見たら、何も言わんでも出してくれるんや」
そう言って椅子に深く座り直した。

感想

感想はありません。

「 よしゆき 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス