恋、二度(ふたたび) 61
「次、私も飲みたい」
乾杯をしたあと、香緒里さんが言った
「私も…」
真愛が遠慮がちに言った。
俺はふたたび店員を呼んで、スカイ・ダイビング二つと、今度はシンガポール・スリングを注文した。涼平はもう一杯バドワイザーだった。
二度目の注文が届き、香緒里さんは自分のスカイ・ダイビングを見て、口をつけた。
「うわ、美味しい。私これ気に入っちゃった 」
香緒里さんはご満悦だった。
真愛も一口啜ってから、俺に微笑むと、後はゆっくりと口に運んでいった。
「何でお前この店といい、カクテルといいよぉ知ってんねん?」 涼平は嫉妬まじりに俺に詰め寄った。
「元々は会社の先輩に連れてこられたんや。その時はカウンターに座ったんやけど、えらい店長と気がおうてな、よぉ顔を出す様になったんや。店長、コンクールで優勝するぐらいの腕と知識やから、いっぱい教えてもらったんよ」
そして他の誰にも聞こえない様に、
「少しおしゃれな居酒屋やから、女の子と二人でも使えるぞ」
と俺は涼平の腹をくすぐった。
乾杯をしたあと、香緒里さんが言った
「私も…」
真愛が遠慮がちに言った。
俺はふたたび店員を呼んで、スカイ・ダイビング二つと、今度はシンガポール・スリングを注文した。涼平はもう一杯バドワイザーだった。
二度目の注文が届き、香緒里さんは自分のスカイ・ダイビングを見て、口をつけた。
「うわ、美味しい。私これ気に入っちゃった 」
香緒里さんはご満悦だった。
真愛も一口啜ってから、俺に微笑むと、後はゆっくりと口に運んでいった。
「何でお前この店といい、カクテルといいよぉ知ってんねん?」 涼平は嫉妬まじりに俺に詰め寄った。
「元々は会社の先輩に連れてこられたんや。その時はカウンターに座ったんやけど、えらい店長と気がおうてな、よぉ顔を出す様になったんや。店長、コンクールで優勝するぐらいの腕と知識やから、いっぱい教えてもらったんよ」
そして他の誰にも聞こえない様に、
「少しおしゃれな居酒屋やから、女の子と二人でも使えるぞ」
と俺は涼平の腹をくすぐった。
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