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イヌ恋 ?

[119]  2008-07-05投稿
「だいたいお前が居た辺りに住んでるだなんて。よく決めつけられるよね、お前のご主人!」

夕食時、買ってきたドッグフードを必死で食べる子犬を見ながら、茜はひとりごちた。

かく言う茜も、子犬の旺盛な食欲にあてられてか、早めの夕食をとっていた。

「もし遠くに住んでる人に拾われたら、もう会えなくなってたわけだし…。」

その言葉に反応するかのように、短く子犬が鳴いた。

「そんな声出されてもなぁー。」

茜はもう一度、例の番号に電話をかけることにした。





やはり出たのは若い男だった。

「もう少し預かってもらえないかな…。」

「あなたの犬でしょう?心配じゃないんですか!?」

「そんな怒鳴らないでよ…。俺だって迎えに行きたいけど、今はアカネの面倒まで…」

「茜!?」

「あ、その子犬。メスで、アカネって名前。」

「…………あ……。なるほど。」

「どうしたの?」

一瞬、自分を呼ばれた気がしたが、相手のペースにハマっている場合ではない。

「とにかく!!明日の朝にダンボールのところに居ますから!日曜日だしあなたも少しくらい時間ありますよね!」

「……わかった。その時にちゃんと説明するよ。」

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