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孤独の中の喜び

[149]  ふく  2008-07-05投稿
誰かに話を聞いてもらうよりも誰かの話を聞くことが増えたのは頼って欲しかったから
二人でも一人でもいい
そうやって自分を頼りにしてくれて必要としてくれているのなら

だけど最近気が付いた
本当は自分が一人になりたくなかったから
孤独を恐れ側に誰かがいて欲しかったから
些細な事でも話してくれるならまだ自分は一人じゃないと安心出来たから

たまらなく寂しくなる時がある
そんな時に思う
誰かに頼られたいのではなく誰かに頼りたい
必要とされている事に喜びを感じながら
本当は自分が必要としているのだと
怖くて仕方がない
自分を大きく見せようと懸命に背伸びをしてきた
何でも受け入れられる寛大な人間を装ってきた
自分の中の限界を感じながらもそれでも壊さずにきた
壊れそうなのに
壊してもいいのに
誰かに責められる事もないのに
自分を誇れるわけでもないのに
こんな自分が好きではないのに

携帯を手放せないのは孤独から抜け出せるきっかけを待っているから

すぐに駆け付けてしまうのは誰かに会いたいから

一緒に涙を流せるのは自分も我慢の限界だから

一緒に笑えるのは一人よりもずっと楽しいから

本当は
誰よりも寂しがり屋だから

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