Dragon's eye [2ー10]
「うえっぷ…」
気球の中、レンは今にも吐きそうな様子だ。
「…何だ?酔ったのか?」
「それもあるけど……ていうか何で気球何だよオッサン…」
「だからオッサンじゃねぇって!……まぁ気球はな、まず何より障害物が無いから早く行けるし、危険な獣にも遭わないからな」
「…じゃあ飛竜でも使え……あ…飛竜もダメだ…」
もう気付いている人も多いと思うが、実は、レンは高所恐怖症なのである。
「は?飛竜なんているわけないだろうが」
「俺もそう思ってたんだけど……いたんだよな〜それが…」
「何処に?」
「それが…雪山に住んでる真っ白い飛竜でさ、グランって奴のペットらしい」
「………おい、坊主…お前の名前は?」
ロンドの目つきが変わった。レンを横目で睨みつけている。
「え…?レンだけど…だから何?」
「……レン?…まさかとは思うが……レイアント・ナサ=ニナリアル…じゃないよな…?」
「まったくもってその通りだけど……何で知ってんの?」
「……おい、坊主…砂漠へ何しに行くんだ?」
「え?それは…まぁ平たく言えば、そのグランって奴を探しに行くんだ」
「…何故?」
「まぁ……仲間…だからな」
「……グランの野郎……!」
「…?」
「………悪いな…坊主…」
「……死んでくれ…」
気球の中、レンは今にも吐きそうな様子だ。
「…何だ?酔ったのか?」
「それもあるけど……ていうか何で気球何だよオッサン…」
「だからオッサンじゃねぇって!……まぁ気球はな、まず何より障害物が無いから早く行けるし、危険な獣にも遭わないからな」
「…じゃあ飛竜でも使え……あ…飛竜もダメだ…」
もう気付いている人も多いと思うが、実は、レンは高所恐怖症なのである。
「は?飛竜なんているわけないだろうが」
「俺もそう思ってたんだけど……いたんだよな〜それが…」
「何処に?」
「それが…雪山に住んでる真っ白い飛竜でさ、グランって奴のペットらしい」
「………おい、坊主…お前の名前は?」
ロンドの目つきが変わった。レンを横目で睨みつけている。
「え…?レンだけど…だから何?」
「……レン?…まさかとは思うが……レイアント・ナサ=ニナリアル…じゃないよな…?」
「まったくもってその通りだけど……何で知ってんの?」
「……おい、坊主…砂漠へ何しに行くんだ?」
「え?それは…まぁ平たく言えば、そのグランって奴を探しに行くんだ」
「…何故?」
「まぁ……仲間…だからな」
「……グランの野郎……!」
「…?」
「………悪いな…坊主…」
「……死んでくれ…」
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