恋、二度(ふたたび) 70
俺達もタクシーに乗った。
真愛にあらかじめ聞いていた住所を言うと、運転手は頷いて車を出した。
真愛はタクシーの中では無言で窓の外を見ていた。
俺はそんな彼女を見つめ続けた。
「そろそろですが、どこらに停めましょう」
運転手が聞いてきた。真愛は俺に
「コンビニの前で…」
と囁き、俺は運転手に伝えた。
タクシーが着くと、俺は待っていてもらうようにお願いして、真愛と降りた。
「真愛…またメールするね」
真愛は小さく頷いた。
「次の休みはドライブに行こうよ」
また頷いた。
「じゃあまた連絡するから…お疲れ様…」 「気を…つけて…」 真愛はそう言うと、走って行った。
俺はタクシーに戻り、俺の行き先を告げた。俺はシートに深く沈みこんで、一人ずつ仲間の顔を思い出して、感謝していた。
最後に真愛の羞じらう顔を思い出して、俺はなんて幸せだと思った。
第一章 完
真愛にあらかじめ聞いていた住所を言うと、運転手は頷いて車を出した。
真愛はタクシーの中では無言で窓の外を見ていた。
俺はそんな彼女を見つめ続けた。
「そろそろですが、どこらに停めましょう」
運転手が聞いてきた。真愛は俺に
「コンビニの前で…」
と囁き、俺は運転手に伝えた。
タクシーが着くと、俺は待っていてもらうようにお願いして、真愛と降りた。
「真愛…またメールするね」
真愛は小さく頷いた。
「次の休みはドライブに行こうよ」
また頷いた。
「じゃあまた連絡するから…お疲れ様…」 「気を…つけて…」 真愛はそう言うと、走って行った。
俺はタクシーに戻り、俺の行き先を告げた。俺はシートに深く沈みこんで、一人ずつ仲間の顔を思い出して、感謝していた。
最後に真愛の羞じらう顔を思い出して、俺はなんて幸せだと思った。
第一章 完
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