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人形千喜と依代 第一章☆糸操家 [1-3]

[191]  RIE  2008-07-06投稿
>「……もしもし、糸操さんのお宅でしょうか?」
>「落ち着いて聞いてください。先程、お母様が車にはねられて亡くなりました。」

>「もしもし?あぁ、依代ちゃんかい?辛いかもしれないけど、落ち着いて聞いて…さっきね、お父さんが乗った飛行機が、着陸に失敗して機体が大破してしまったらしいんだ。…乗客のほとんどが重体。特に、先頭の方に乗っていたスチュワーデスを含む数人が…亡くなったそうだ。お父さんも…」

>――― 嘘だ?何かの間違いだ!!夢に決まってる。明日で学校が終わるから、はしゃぎすぎて悪い夢を見てしまったに決まってる!!
…だが、夢は覚めてくれなかった。代わりに、わけのわからない混乱とどうしようもないほどの喪失感が依代を襲った。
> こうして依代は孤児になった。
> 未成年である依代は、誰かの力を借りて生きてゆかねばならない。だが、生憎と依子代の身近には親戚はいなかった。両親共に一人っ子のため、依代には従兄弟もいなければ、叔父叔母もいなかった。
> 結局、依代は山中にある唯一の親戚、父方の祖父母の家に引き取られることになったのだ。
>『……せめてバスくらいは通せよなぁ』
> 後から後からにじみ出てくる汗に、依代は苛立ちを覚え

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