携帯小説!(PC版)

後悔

[452]  みさち  2006-05-22投稿
去年の10月私とその人との一番幸せだった時期…


私とたくろうが初めて帰る日、他のカップルも居た。
途中からは二人きり
それを楽しみにしていた

そして二人きりになった
いろんなコトを話した学校のコト…今日のコト…そして私が「手繋ごう」っと一言いうとたくろうは、恥ずかしそうに手を差し出す。いつもいつもたくろうは手が冷たかった。
途中まで見送り、分かれる寸前になると必ずたくろうは手を強く握り締めた。

そんなたくろうが好きだった…
今はもう叶うはずない思い…
どんだけ泣いても
過去って戻って来ないんだなー。
好きなのに…?

そしてバレンタインの日……
帰る約束はしたものの…一向にたくろうは居なかった。
「何で?」そんなはずない!
そう思いながらずっと探し回った
足が吊るくらいに
全力で自転車をこいだ
居なかった…
私はてっきり
自分と帰りたくない
んだ……と責めていた
だけど違った、本当は待っていた

本当は帰れるはずだった

また手を繋げるはずだった

また笑顔で話せるチャンスだった

部活で遅くなった為にもうたくろうは帰っていた……
ごめんね…素直に謝れなくて
でも大好き……

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