携帯小説!(PC版)

AIT#2

[646]  速見  2008-07-07投稿
今から約二年前に“AIS”と呼ばれる事件が起きた。K学園という高校にテロが侵入し、学園の生徒等を人質にした。警察は学園のセキュリティを巧みに使うテロに手も足も出なかった



しかし、そんな学園で唯一運良く逃げれたダルアン・リハイン通称ダルは、そんなテロに命懸けで挑み学園の皆を救った。その時、同級生のエドフィード・スクライド通称エドとメアリー・テウィー通称M.Tも解決へ貢献した



そのAISの事件から約二年が経過し、ダル・エド・M.Tは今、大学生になっていた。ダルたちの怪我はすっかり完治して今はピンピンとキャンパスライフをエンジョイしている。マスコミは、誰がK学園を救ったのか探していたが、AISの時にテロの主犯と交渉していたリスター警部が上手くごまかしてくれたお陰で今は普通に暮らせる。まぁもっとも、事件は半年で風化してしまったが…………………


それはそうとダル達三人は今、同じ大学に通っている。今日も、三人仲良く講義を受けていたところだった


「ねぇ、明日メインストリートで新しいパスタ屋がオープンするんだけど行かない?」

講義が終わって帰る途中にM.Tが二人に提案してきた


「いいねぇ。じゃあ、明日のお昼にでも行こうか?」

ダルは、カバンを持ち直しながら賛成した


「なら、僕が買った車で行こうよ。大学が忙しかったからあまり乗る機会が無くてウズウズしてたんだよ」

エドが、車のキーを回しながらウキウキとしていた


「えっ? いつの間に車なんて買ったんだよ?」

ダルは、驚いて聞くと含み笑いぎみでエドは………


「つい、この前」

Vサインをして答えてきた。ダルは、含み笑いしたエドをウザいと思ったが、エドは生来“馴々しい”と“ウザい”を兼ね備えてるので諦めてる

そんなダルをよそにM.Tは………

「凄いわね。じゃあ明日迎えに来てよ。楽しみにしてるわ」

M.Tは、期待しながら言った。








そんな、楽しい日常がまたもや壊されるとは誰も想像していなかった


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