恋、二度(ふたたび) 93
四時半を過ぎて、香緒里達がやっと起きてきた。夏希くんがコーヒーを温め直して二人に出した。二人はまだ眠たそうだった。
予定通り五時に家を出た。香緒里と涼平さんは仲良く後部座席で寝ていた。その姿を見て私達は密かに笑っていた。
六時前に駐車場に着いたが、その時点でかなりの人がきていた。私達は一度車の外に出てみたけど、寒過ぎてまた車の中に戻って待つ事にした。
「よく寝るねこの二人…」
「ほんま、幸せそうな顔して…」
「夏希くんは大丈夫?」
「俺は平気だよ。真愛が怖いもん」
「どういう意味?」 「寝たら殴られる…」
「ひど〜い、そんな事しないよ…」
「ははは…嘘、嘘」 「もう…知らない…」
私はぷっとふくれて、そっぽ向いた。
夏希くんが私の機嫌を直そうと話題を変えた。
「結構、振袖の女の子多いなぁ」
「あぁ〜やらしい目で見てる…」
「ち、違うよ…いくら見渡しても、この中で一番真愛が綺麗やなぁ、って感動してるんだよ…」
「本当に…」
「本当、本当」
「じゃあ許してあげる…」
予定通り五時に家を出た。香緒里と涼平さんは仲良く後部座席で寝ていた。その姿を見て私達は密かに笑っていた。
六時前に駐車場に着いたが、その時点でかなりの人がきていた。私達は一度車の外に出てみたけど、寒過ぎてまた車の中に戻って待つ事にした。
「よく寝るねこの二人…」
「ほんま、幸せそうな顔して…」
「夏希くんは大丈夫?」
「俺は平気だよ。真愛が怖いもん」
「どういう意味?」 「寝たら殴られる…」
「ひど〜い、そんな事しないよ…」
「ははは…嘘、嘘」 「もう…知らない…」
私はぷっとふくれて、そっぽ向いた。
夏希くんが私の機嫌を直そうと話題を変えた。
「結構、振袖の女の子多いなぁ」
「あぁ〜やらしい目で見てる…」
「ち、違うよ…いくら見渡しても、この中で一番真愛が綺麗やなぁ、って感動してるんだよ…」
「本当に…」
「本当、本当」
「じゃあ許してあげる…」
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