恋、二度(ふたたび) 97
「香緒里さん…ありがとう…」
「何言うてんの…」 「ううん…香緒里ありがとう…涼平さんも…」
「もう二人して…私達仲間でしょ…」
香緒里はそう言うと、涼平さんの胸に頭を乗せて甘え始めた…
そこからは一転して家に着くまで、香緒里の愚痴で盛り上がった。涼平さんが一生懸命言い訳と文句に終始しているのがおかしかった。
家に帰ると、私と香緒里は朝食の準備を始めた。もちろん正月なので、お雑煮を作ったの…
白味噌仕立ての関西風…ではなくて、私が白味噌が嫌いなので、関東風の、すまし汁に焼いた餅を入れるタイプを作った。
香緒里に運んでもらい、私は熱燗を漬けた。その間に戸棚に入れておいたお節料理を出しておいた。それを見た香緒里が凄く驚いていた。
「これ真愛が作ったの?」
「しっ!大きな声出さないで」
「だって…料理が得意なのは知ってたけど…お雑煮はともかく、まさかお節まで用意してるなんて…」
「だって、夏希くんに食べて貰いたかったから…」
「真愛は絶対、いいお嫁さんになるよ」
そう言って、熱燗を持っていった。
「何言うてんの…」 「ううん…香緒里ありがとう…涼平さんも…」
「もう二人して…私達仲間でしょ…」
香緒里はそう言うと、涼平さんの胸に頭を乗せて甘え始めた…
そこからは一転して家に着くまで、香緒里の愚痴で盛り上がった。涼平さんが一生懸命言い訳と文句に終始しているのがおかしかった。
家に帰ると、私と香緒里は朝食の準備を始めた。もちろん正月なので、お雑煮を作ったの…
白味噌仕立ての関西風…ではなくて、私が白味噌が嫌いなので、関東風の、すまし汁に焼いた餅を入れるタイプを作った。
香緒里に運んでもらい、私は熱燗を漬けた。その間に戸棚に入れておいたお節料理を出しておいた。それを見た香緒里が凄く驚いていた。
「これ真愛が作ったの?」
「しっ!大きな声出さないで」
「だって…料理が得意なのは知ってたけど…お雑煮はともかく、まさかお節まで用意してるなんて…」
「だって、夏希くんに食べて貰いたかったから…」
「真愛は絶対、いいお嫁さんになるよ」
そう言って、熱燗を持っていった。
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