恋、二度(ふたたび) 99
あっという間に食べ終えた食器を、香緒里と片付けていた。夏希くんと涼平さんは二人で話しながらビールを飲んでいる。
「ごめんね、うちらが来たからあっという間に、お節なくなって…」
「ううん…みんな喜んでくれたから…」
「でも、ほんまは夏希くんのために作ったんやろ」
「そうだけど…そうだ、来年は香緒里も涼平さんに作ってあげなよ」
「そやな…まじめに真愛に料理を習おうかな…私も涼平に喜んで欲しいから…」
「私でよかったら、何時でも教えてあげるよ」
「ありがとう、真愛…」
「なんかいつもと反対やね」
「えっ…ほんまや…」
私達は顔を見合わせて笑った。
適当におつまみを見繕って、私達もビールを持って、居間に戻った。みんなで話ししているうちに、涼平さん、夏希くんが疲れて寝始めた。私は二人に毛布を掛けた。
「着替えてくるね。」
「どうして?」
「振袖って結構苦しいし…肩凝ってきそうだもん」
「でも夏希くんがっかりするんじゃないの」
「大丈夫…私がそばに居るだけでいいんだって」
「あのねぇ…それをのろけって言うの知ってる?」
「えへへ…」
私は人指し指で頭をかいた。
「ごめんね、うちらが来たからあっという間に、お節なくなって…」
「ううん…みんな喜んでくれたから…」
「でも、ほんまは夏希くんのために作ったんやろ」
「そうだけど…そうだ、来年は香緒里も涼平さんに作ってあげなよ」
「そやな…まじめに真愛に料理を習おうかな…私も涼平に喜んで欲しいから…」
「私でよかったら、何時でも教えてあげるよ」
「ありがとう、真愛…」
「なんかいつもと反対やね」
「えっ…ほんまや…」
私達は顔を見合わせて笑った。
適当におつまみを見繕って、私達もビールを持って、居間に戻った。みんなで話ししているうちに、涼平さん、夏希くんが疲れて寝始めた。私は二人に毛布を掛けた。
「着替えてくるね。」
「どうして?」
「振袖って結構苦しいし…肩凝ってきそうだもん」
「でも夏希くんがっかりするんじゃないの」
「大丈夫…私がそばに居るだけでいいんだって」
「あのねぇ…それをのろけって言うの知ってる?」
「えへへ…」
私は人指し指で頭をかいた。
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