ELEMENTAL BLOOD (30)
「あんた、精霊使いだったのね」
レーヴェがセツナの部屋から出て来たところをハルが話しかけてきた。
「隠してたわけじゃないんですけどね。さっきセツナさんにも言ったんですが・・・」
「でもアース人なら別に驚くこともないか」
ハルがそう言った瞬間、レーヴェはドキッとした。
「はは、そうですよね〜」
明らかに不自然だった。
「??変なレーヴェ」
「そそそうですか?」
「少しね」
そう言うとハルはセツナの部屋へと入っていった。
そして、出発の時がやってきた。
「二回目のバイバイだね、セツナ」
ハルは言ったがセツナは俯いている。
「・・・・」
レーヴェは考えていた。セツナをここにおいていっていいのか。ここにいるより自分達といたいのではないかと。しかし、それは傲慢ではないかとレーヴェは感じていた。が、それでもレーヴェは言うことを決心した。
「行きませんか?僕らと一緒に・・・」
「では、村長。私達はいきますので」
「うむ。気をつけるのじゃぞ」
話しがおわるとヨハンは村を部下の防衛武芸者達と一緒に出ようとした。
「ヨハンさん」
村の出口には三人のヒトがいた。
レーヴェ、ハル、そしてセツナだった。
レーヴェがセツナの部屋から出て来たところをハルが話しかけてきた。
「隠してたわけじゃないんですけどね。さっきセツナさんにも言ったんですが・・・」
「でもアース人なら別に驚くこともないか」
ハルがそう言った瞬間、レーヴェはドキッとした。
「はは、そうですよね〜」
明らかに不自然だった。
「??変なレーヴェ」
「そそそうですか?」
「少しね」
そう言うとハルはセツナの部屋へと入っていった。
そして、出発の時がやってきた。
「二回目のバイバイだね、セツナ」
ハルは言ったがセツナは俯いている。
「・・・・」
レーヴェは考えていた。セツナをここにおいていっていいのか。ここにいるより自分達といたいのではないかと。しかし、それは傲慢ではないかとレーヴェは感じていた。が、それでもレーヴェは言うことを決心した。
「行きませんか?僕らと一緒に・・・」
「では、村長。私達はいきますので」
「うむ。気をつけるのじゃぞ」
話しがおわるとヨハンは村を部下の防衛武芸者達と一緒に出ようとした。
「ヨハンさん」
村の出口には三人のヒトがいた。
レーヴェ、ハル、そしてセツナだった。
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