携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジー >> ディフェンド? ”渡さない!絶対に” 10

ディフェンド? ”渡さない!絶対に” 10

[385]  2006-05-24投稿
 「あのぉ・・・、これに何か?」
 「あ・・・、これは何処で?」
 「あぁ・・・うーんと。貰ったんです」
 「は?」
 啓吾はキョトンとして言う。
 「男の人から貰ったんです。『これに願いを言えば願いが叶う』って」
 「・・・」
 「あ、名前言ってませんでしたよね」
 「あ・・・?」
 「私は、沙羅(さら)って言います」
 「俺は、啓吾だ。こっちは怜」
 「そうですか」
 沙羅はニコッと笑いながら言う。
 「沙羅さん・・・、それを私達に渡してください」
 「え?」
 「それに願いを言ったら、死んじゃうんですよ」
 怜は真剣な顔で言う。
 「それをつかって、もぅ何人もの人が死んでるんだ」
 「・・・でも・・・」
 沙羅は静かに言う。
 「でも、渡せません!」
 「えっ・・・」
 「何でだよ?あんたは死にたいのか?!」
 「違います・・・でも・・・」
 「死んでまで、そんなに叶えたいんですか」 
 「もぅいいです!出てってください!」
 と、沙羅は家から出て行った。
 「・・・いいすぎちゃった・・・」
 「そぉだな・・・」
 「ゴホン・・・ゴホン・・・」
 家の奥から音が聞こえる。
 「ん・・・?何の音だ?」
 2人は奥の部屋に向かう。そして、ドアを開けた。
 

感想

感想はありません。

「 梓 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス