恋、二度(ふたたび) 109
今日は私の一番お気に入りの振袖を着る事にした。
白色を基調にして裾を水色から青色にぼかしていく物…
「夏希くんお待たせ…どうかな…似合う…?」
「昨日の緑のもよかったけど…今日の方が清純でそれでいて大人の女性になって…真愛の笑顔に一番似合ってる…」
「ありがとう…私が一番気に入ってるものなの…」
「うん…俺もそれを着てる真愛が一番好きやなぁ」
「ほんと…」
「うん…」
夏希くんって、本当に優しい…
「夏希くんって、子供の頃何になりたかったの?」
車の中で話しが途切れた時、前から聞きたかった事を尋ねた。
「何だったかなあ…やりたい事は一杯あったけど…」
「やりたい事って…?」
「一番は満月に行きたかったなぁ…」
「月かぁ…私も行ってみたいな…」
「月じゃないよ…満月じゃないとだめなんだ…」
「何が違うの…?」 私には月と満月の違いが分からない…
私が悩む様子を楽しむように、夏希くんは微笑んでいた。
「分からないよぉ…意地悪しないで教えて…」
白色を基調にして裾を水色から青色にぼかしていく物…
「夏希くんお待たせ…どうかな…似合う…?」
「昨日の緑のもよかったけど…今日の方が清純でそれでいて大人の女性になって…真愛の笑顔に一番似合ってる…」
「ありがとう…私が一番気に入ってるものなの…」
「うん…俺もそれを着てる真愛が一番好きやなぁ」
「ほんと…」
「うん…」
夏希くんって、本当に優しい…
「夏希くんって、子供の頃何になりたかったの?」
車の中で話しが途切れた時、前から聞きたかった事を尋ねた。
「何だったかなあ…やりたい事は一杯あったけど…」
「やりたい事って…?」
「一番は満月に行きたかったなぁ…」
「月かぁ…私も行ってみたいな…」
「月じゃないよ…満月じゃないとだめなんだ…」
「何が違うの…?」 私には月と満月の違いが分からない…
私が悩む様子を楽しむように、夏希くんは微笑んでいた。
「分からないよぉ…意地悪しないで教えて…」
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