恋、二度(ふたたび) 110
「子供の頃は、月って見えてるところしか、そこにないと思ってたんだ…だから半月になると月が半分だけ、三日月になるともっと減っていって…」
「何処に行ったと思ってたの?」
「お家に帰ってた… 月も恥ずかしがってゆっくり出たり、入ったり…で一か月に一度おやすみしてって…」
「夏希くん、可愛いい…」
「だから、満月の時しか遊ぶ所が少ないだろ、三日月だとみんなで場所の取り合いになっちゃう…」
「だから満月なんだ…夏希くんてロマンチストね」
「幼稚園の頃の話だけどね…」
夏希くんは照れながら運転していた。
「他には…?」
「う〜ん…世界征服とか…」
「え〜っ!何それ…」
「戦隊物の正義の味方って、よってたかって弱い者苛めしてるみたいで、嫌いだったんだ…そして最終回で悪の首領も袋叩きにあって…」
「正義の味方が勝っちゃう…」
「そうそう…だから悪の首領の代りに俺がって…」
「でも正義の味方倒しちゃだめだよ…」
「そうだよね…」
なんか夏希くんが分からなくなってきた…
「何処に行ったと思ってたの?」
「お家に帰ってた… 月も恥ずかしがってゆっくり出たり、入ったり…で一か月に一度おやすみしてって…」
「夏希くん、可愛いい…」
「だから、満月の時しか遊ぶ所が少ないだろ、三日月だとみんなで場所の取り合いになっちゃう…」
「だから満月なんだ…夏希くんてロマンチストね」
「幼稚園の頃の話だけどね…」
夏希くんは照れながら運転していた。
「他には…?」
「う〜ん…世界征服とか…」
「え〜っ!何それ…」
「戦隊物の正義の味方って、よってたかって弱い者苛めしてるみたいで、嫌いだったんだ…そして最終回で悪の首領も袋叩きにあって…」
「正義の味方が勝っちゃう…」
「そうそう…だから悪の首領の代りに俺がって…」
「でも正義の味方倒しちゃだめだよ…」
「そうだよね…」
なんか夏希くんが分からなくなってきた…
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