携帯小説!(PC版)

愚か者

[476]  綾野宮 自由  2008-07-11投稿
この世の中は糞だ。とにかく俺はそう思ってる。
だからかなんてのは今更もうどうでもいいことだが、俺の人生とやらもクソッタレてる。
どうしようもない程にな。
当然マトモな生活なんて有りゃしない。もっとも、誰かがくれるって言ってもそんなモンごめんだがな。いらねー。

俺は糞は糞でも今の生活に満足はしてる。
疲れた顔したジャンキー共にヤクを売りさばいて、酒と女に消えていく上がりの金。月曜から日曜まで休みも不定なら昼も夜も無ぇ。まさに愚か者とは言ったもんだ。
まぁ、この商売を始めた頃は纏まった金が出来たらそいつを元手に表の社会にでも返り咲いてやろうとも思っていたが…ガキの発想だよ。コツコツやれねぇ奴が纏まった金なんてのを手にできる訳がねぇ。



そろそろジャンキー共にエサをやる時間だな。

感想

感想はありません。

「 綾野宮 自由 」の携帯小説

ノンジャンルの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス