恋、二度(ふたたび) 113
「夏希くんはどうするの…?」
気持ちを押し隠して 逆に聞いた。
「何か大事な報告があるらしいから…」
少し悩んだけど、美樹とも会えそうだし、何より夏希くんと居たいから、
「うん…いく…」 と答えた。
電話を終えて、夏希くんが私の頭を撫でながら言った。
「明日正午から、拓海のマンションで、だって…」
「えっ…夜じゃないんだ…」
「明後日は仕事だろ…だから昼から始めて、終わりを早めようって…」
「マンションは何処にあるの?」
「宝塚の山手…」
「景色とか綺麗だろうね」
「そうやな…ごめんな、真愛…」
「どうして夏希くんが謝るの…?」
「結局今日だけやん…二人だけで過ごすの…」
夏希くんは気にしてくれてるんだ…
「でもずっと夏希くんのそばに居てるからいいんだもん…」
そう言うと、私は彼と組んでいた腕をより強く、抱き締めていた。
本当は観覧車に乗るつもりで歩いて来たんだけど、人が多過ぎてやめちゃった…
冬の海風は寒かったけど、しばらく海を見ながら話をしていた。
気持ちを押し隠して 逆に聞いた。
「何か大事な報告があるらしいから…」
少し悩んだけど、美樹とも会えそうだし、何より夏希くんと居たいから、
「うん…いく…」 と答えた。
電話を終えて、夏希くんが私の頭を撫でながら言った。
「明日正午から、拓海のマンションで、だって…」
「えっ…夜じゃないんだ…」
「明後日は仕事だろ…だから昼から始めて、終わりを早めようって…」
「マンションは何処にあるの?」
「宝塚の山手…」
「景色とか綺麗だろうね」
「そうやな…ごめんな、真愛…」
「どうして夏希くんが謝るの…?」
「結局今日だけやん…二人だけで過ごすの…」
夏希くんは気にしてくれてるんだ…
「でもずっと夏希くんのそばに居てるからいいんだもん…」
そう言うと、私は彼と組んでいた腕をより強く、抱き締めていた。
本当は観覧車に乗るつもりで歩いて来たんだけど、人が多過ぎてやめちゃった…
冬の海風は寒かったけど、しばらく海を見ながら話をしていた。
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