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Dragon's eye [2ー26]

[243]  ギルドギア  2008-07-12投稿
【よう……シルとか言ったっけ…宜しくな】

「うお!ほんとだ!剣が喋ってる!」

「だろ!?」

【そんなに驚くな…】

「「驚くわ!!」」

【ナイスツッコミ!】

「「…」」

二人は、呆れて声も出ないようだ。

【じょ…冗談だって!…本気にすんなよ!…あは…あはははは】

「……まぁいいや…ところで、もう一個なんか書いてあるんだけど……なんて読むんだ?」

【それは…】

「お前はもういい!」

クザンが答えようとしたところを、シルが遮った。

「…どれどれ………え〜と…古代の言葉で、【瞳をはめ込む】って書いてあるな」

「瞳?」

「そう、それを……多分この部分にはめ込むんじゃないか?」

シルは、クザンの柄の中心部にある丸いくぼみを指差しながら、言った。

「そういや、師匠から貰った袋の中身が球状だったような…」

そういいながら、ポケットから布袋を取り出し、中身を見てみた。

「これは…」

袋の中には、直径5cm程の、巨大な黄金の瞳が、一つ入っていた。

「あれ?おかしいな……前は二個入っていたような気がするんだけど…」

「気のせいじゃないか?」

「うん……まぁとりあえず、この瞳をはめ込んでみようか」

「おうよ」

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