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薔薇の十字架?

[433]  アリス  2008-07-13投稿
‡血を捧げる人形‡私を助けた理由は、自分を満たすための人形を手に入れるため…。
そんなウ゛ァンパイヤに恋した私は、いけない女ですか?

騎士の正体が、ウ゛ァンパイヤだった事を知った私は、騎士を避けていた。
騎士は、今まで優しくしてくれた。
だが、私が騎士の正体を知った瞬間、すげさむ目で私を見るようになった。

「夢利様、騎士様がお待ちです。書斎のほう来るように、との事です。」
「わかりました。」私は、ソファーから立ち上がった。
騎士の命令に背くことも、出来るだろう。しかし、背いたら何をされるか分からない。だから私は、命令に背かないのだ。一体、何をされるのだろうか?
私は、廊下を歩きながら不安を抱いていた。
コンコン…
「騎士?入るね…」ガチャ…
騎士は、机で書類を書いていた。
「あぁ、来たか…。」すると騎士は私に近ずいてきた。
「あ、あの…きゃ!」その瞬間、騎士が私を抱き上げ、書斎の隣のベットのある部屋に連れこんだ。 バフ!
ベットに投げ出された私は、恐怖に怯えた。
「おとなしくしろよ…。」
窓から差し込む月光が、騎士を怪しく映し出していた。
騎士は、私の服のボタンを外すと、引きちぎった。
「いやぁ!怖い!」これから行われる儀式に私は、きずいていた。
私の首筋に騎士の唇が、触れる。
「いやぁ!助けて!」私は、泣き叫ぶが、だれも来ない。
その時だった、鋭く尖った物が首筋にささった。
ぽた…
白いシーツが、赤い血で染まる。
「いやぁぁぁぁ!」ジュク…
私の血が、騎士に捧げられた。
痛みが、首筋に回る。「うっ、あっ…。」
ドサ…
私は、気を失った。だが、ある言葉だけが、耳に入ってきた。
「夢利、お前は、私の血を捧げる人形だ…。」
騎士と出会った日から、私の人生は狂いだした。
この日から私は、血を捧げる人形となった…。
それでも騎士が好きな私は罪ですか?

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