Dragon's eye 外伝 白竜[1]
砂漠の一角にある巨大な一枚岩。その岩が蓋をするように、地下には巨大な基地があった。
「竜人特殊観察部隊隊長がお見えです」
「…よし、通せ」
基地の中央部にある部屋。かなり広めである。奥にある派手な椅子にふんぞり返っている男に、警備員らしき男が話している。そこに、明らかに怪しい格好をした、一人の男が入って来た。
「グランツ・イードルシェ…只今戻りました」
「うむ、ご苦労だった……どうだ?奴の様子は」
「はい、その件についてなんですが……ガイル様…まだ、奴には覚醒について伝えないのですか?なるべく早めに伝えておいた方が…」
「あぁ、それなら心配はいらない」
「?」
「偶然だが、【あいつら】が動き出していてな……おかげで、楽にいきそうだ」
「ということは…」
「そうだ、お前は怪しまれないように、奴の手助けをしてやれ」
「はっ!」
「いいか…これは極秘だぞ……基地の他の奴らにも知られてはいけない…」
「承知致しました」
「飛竜研究所から白竜を貸してやる……俺の砂竜を使ってそこに行け」
「了解」
「では!行けぇい!」
男を乗せた緑色の飛竜が、砂嵐を纏いながら、飛んで行った。
「竜人特殊観察部隊隊長がお見えです」
「…よし、通せ」
基地の中央部にある部屋。かなり広めである。奥にある派手な椅子にふんぞり返っている男に、警備員らしき男が話している。そこに、明らかに怪しい格好をした、一人の男が入って来た。
「グランツ・イードルシェ…只今戻りました」
「うむ、ご苦労だった……どうだ?奴の様子は」
「はい、その件についてなんですが……ガイル様…まだ、奴には覚醒について伝えないのですか?なるべく早めに伝えておいた方が…」
「あぁ、それなら心配はいらない」
「?」
「偶然だが、【あいつら】が動き出していてな……おかげで、楽にいきそうだ」
「ということは…」
「そうだ、お前は怪しまれないように、奴の手助けをしてやれ」
「はっ!」
「いいか…これは極秘だぞ……基地の他の奴らにも知られてはいけない…」
「承知致しました」
「飛竜研究所から白竜を貸してやる……俺の砂竜を使ってそこに行け」
「了解」
「では!行けぇい!」
男を乗せた緑色の飛竜が、砂嵐を纏いながら、飛んで行った。
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